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2018.06.06

新小学生英語 英語学習

高校卒業までに英検2級レベルが目標!?

目標が一段とレベルアップ!

高校英語なんてまだまだ先の話でしょうか? ではちょっと考えてみてください。
今までの英語教育では、中学卒業までに英検3級、高校卒業までに英検準2級のレベルに達することを目指してきました。それが今回の英語教育の大改訂によって、目標がワンランク高くなりました。中学卒業時点で英検準2級、高校卒業時点で英検2級レベルの力を習得することを目標としています。2級といえば、英語が日常的に使いこなせるくらいのレベル。保護者世代が学んできた英語より一歩進んでいると言っていいでしょう。

このレベルアップによって増える学習量を、学校教育ではどの段階で補っていくのでしょう?そう、小学校です。

単語数が大幅増!

もう少し具体的に、どんな点がレベルアップするのか見てみましょう。

まず何といっても覚える単語が大幅に増えます!

現在、中学卒業段階で1,200語、高校卒業段階で3,000語程度学習しています。これが、新たな英語教育では、小学校卒業段階で600~700語、中学校卒業段階で2,200~2,500語、高校卒業段階で4,000~5,000語となります。

つまり、小学校から「単語を覚える」という学習がスタートし、中学卒業までに学習する単語数は約2倍となるわけです。

生徒たちは大変です!

ちょっと気になるデータがあります。

中学生はこれまで、英検3級程度の力を持つ生徒の割合を50%にすることを目標にしてきました。ところが、2017年度に文科省が全国の中学生約6万人に調査した結果によると、このレベルに達している生徒は、「聞くこと」が29.1%、「読むこと」が28.8%、「話すこと」が33.1%、「書くこと」が46.8%となっており、4技能すべてにおいて目標を下回っています。

さらに高校生も同様です。英検準2級程度の力を持つ生徒の割合は、「聞くこと」が33.6%、「読むこと」が33.5%、「話すこと」が12.9%、「書くこと」が19.7%。目標を50%としていますので、深刻な状況といえます。

こうした現状にも関わらず、今後目標を上げていくわけですから、生徒の負担はかなり大きなものになると予想されます。

 

 

世間では、大学入試改革や、聞く・話す英語教育ばかりが話題になっていますが、実は小中高すべてにおいて難しくなるというわけです。当然ですが高校入試もハイレベルになること必至。早めの備えが肝心ですね。

※ちなみに文部科学省は英語教育で目指すレベルとして欧州評議会が開発した語学力のものさしであるCEFRで示しています。ここではわかりやすく英検で解説しています。

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