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2020.09.02
高校生向け
【英語】 company の本来の意味が「仲間」である理由 ~単語の成り立ち~
companyは「同じ釜の飯を食う仲」
英単語はただ闇雲に憶えるのではなく、しっかりと意味を理解した上で憶えることが重要です。
例えば、companyという単語。
多くの方は「会社」という意味で憶えていると思いますが、もともとは「仲間」という意味でした。大学入試では、後者の方がよく問われたりします。
なぜcompanyが「仲間」という意味になるのか。それには、しっかりとした理由があります。
companyは、comとpanyの2つにわけることができ、それぞれ次のような意味を持っています。
com (一緒に) + pany(パン)
両者をつなげると、「一緒にパンを食べるほど仲の良い間柄」、つまり「仲間」になるわけです。
日本語でいう「同じ釜の飯を食う仲」ですね。
キリスト教徒には、パンをイエスの肉に見立て、それを一緒に食べることで親交を深める、という風習があります。そういったことも関連づけておくと、さらに憶えやすくなるでしょう。
ちなみに、companyの前にacをつけると、「同伴する」といった意味のaccompanyという動詞になります。
それはなぜかというと、acがaccelerateと同語源で「加速する」や「いく」という意味を持っているからです。
「仲間と一緒にいく」、つまり「同伴する」になりますね。
このように、なぜそのような意味になるのかをしっかり理解することによって、英単語は憶えやすく、そして忘れにくいものになるのです。

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