- SHUEI 勉強ラボ TOP
- 中学生向け
- 学校教育
- 2021年度から中学英語の教科書が大幅改定! 現行教科書との違いを分析!
2020.07.31
中学生向け 学校教育
2021年度から中学英語の教科書が大幅改定! 現行教科書との違いを分析!
単語数、文章量が大幅に増え、文法表現はより多彩に!
学習指導要領の改訂に伴い、2018年度から小学校において新しい英語教育がスタート(すべての小学校が完全に移行したのは2020年度から)。従来は5年生から始まっていた英語の授業は3年生から実施され、習得すべき項目は大きく膨れ上がりました。
そして2021年度からは、中学校においても新学習指導要領に準じた授業が開始され、教科書も改訂されます。秀英予備校では、リニューアルされる教科書の内容のイメージを作成し、どのように変化するのか分析してみました。
こちらは、中学1年の4月に習う自己紹介や初歩的な会話の<LESSON 1>を、秀英がオリジナルで作成した文章を用いて比較したものです(分量・難易度は一般的な教科書と同等)。
例えば文章や単語の量を比べてみると、
●文章量 (現行)12文 ⇒ (新)25文
●単語数 (現行)38語 ⇒ (新)105語
という具合に、グッと増えていることがわかります。
また現行教科書の<LESSON 1>は、①I am~ → ②Are you~?…という風に、簡単な文法から順序立てて指導していく構成になっており、文法表現の種類も限定的です。簡素にし過ぎた結果、あまり現実的でない自己紹介や会話の内容となっていることも否めません。
それに対し、新しい教科書は小学校で一定の表現や単語を身につけていることが前提となっているので、初めから複数の文法表現が登場。加えて、現実の場面に即した自然な内容であることが優先されるため、より複雑で彩り豊かな文章が並んでいることも特徴です。
このように新しい中学英語の教科書は、とにかくボリュームが増え、難度が上がっていることがおわかりいただけたと思います。小学生の間にしっかりと土台を築き、中学校での学習に備えましょう。
SHUEI勉強LABOに登場する
教師の授業をもっと受けたい方はコチラ!