皆さんこんにちは。沼津本部校担当の杉本です。

今週から、6月テストに向けたテスト対策授業が始まっています。
5月にテストがあった中学もありました。そちらは大成功を収めています！
今回の6月テストもしっかりと結果を残していきましょう！

さて、今回は皆さんに1つ。テスト前だからこそ重要な、目標を持つことの重要性をお話ししようと思います。


よく、「目標を持とう！」「目標は大事だ！」と言われませんか？
でも、「なぜ？」を説明できる人はそう多くはありません。
なぜ目標が大事なのか。
それは、下の問題を解くとわかると思います。
ただし一つだけルールを付けます。それは……

「問題を決して読み返さないこと」
問題を楽しむためにも、そして今日のテーマのためにも、守ってくれると嬉しいです。


では、いきますよ？


問題
あなたはバスの運転手です。
朝早く、まだ誰も乗っていないバスに乗り込み、仕事を始めます。

①最初のバス停で、5人乗ってきました。


②2番目のバス停で、2人が降りて8人が乗ってきました。


③3番目のバス停で、4人が降りて3人が乗ってきました。


④4番目のバス停で、7人が降りて5人が乗ってきました。


⑤5番目のバス停で、3人が降りて11人が乗ってきました。


さて質問です。
「バスの運転手は何歳でしょう？」


どうでしょうか？
分かりましたか？


ちなみに、30人いるクラスでこの問題を出したところ、正解者は誰もいませんでした。

案外、見落としているものなんですね～。


正解は……「これを読んでいるあなたの年齢」です！


なんで？となった人は問題文を読み返してみましょう。
あえて解説はいたしません。ちょっと考えてみてください。




さて、今回のブログのテーマは「目標を持つことの大切さ」にあるのですが……

今回の問題、最初から「問題はバスの運転手が何歳かです」と知っていれば、年齢の数字を探そうと思って問題文を読みますね。
ところが、問題文が最後に出てくるのでどれを見ていいかわからず、恐らく一生懸命、バスに乗っている人の人数を数えていたと思います。その結果、「運転手の年齢」という部分を意識せず、スルーしてしまっていたわけですね。

これが、「目標」を持つことの効果なのです。
目標を持つと、やるべきことが明確になります。
持っていないと、何をやるべきかがわからずずれていってしまうのです。

勉強も同じことが言えます。
自分が何点を取りたいか（あるいは中3であれば取らなければいけないのか）。それを設定しないうちは、なあなあのだらだら勉強になります。
目標を設定して初めて、やるべき勉強の道筋が見えるんですね。


塾生の皆さん、夢ノートにはもう目標点が書いてありますね？まだだった人はしっかり書いておきましょう。

ぜひ皆さんも目標をもって生活してみてください。
すると、「目標を達成するために必要なこと」がよく見えるようになります。
案外、身近なところに落ちているかもしれませんね？