豊田校 校舎ブログ

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2019年10月07日
【コラム】苦手と苦手意識

皆さん、苦手なものはありますか?

なんでもよいです。

犬が苦手、
ピーマンが苦手、
すぐ怒る人が苦手、
英語が苦手、
走るのが苦手、
虫が苦手、

など、出てくるのではないでしょうか。

苦手と感じるのはなぜか?

これは脳の中で、過去に危険を察知し、そこから身を守ろうと指令を出しているのが、本当の苦手。
それを経験したことがある場合、苦手だと感じることが多いようです。

それ以外は、単なる苦手意識、よく言われる「食わず嫌い」の可能性が高いのです。

例えば、
犬に追いかけられたことがある。身の危険を感じ、犬を見ると怖い苦手!と感じる。
→これは苦手ですね。

ピーマン周りの子が苦い、まずいと言っている。だから、自分も食べられないかも…。
トマト、なんだか、トロッとした噛んだら、いやだったな…。
→これは食わず嫌いです。


学習の場合、どちらもあるようです。

しかし、大半の場合は、食わず嫌いが多いようです。
数学、方程式の文章題をみんな難しいと言っている、学校の先生も難しいものを出すと言っている。
だからできないかも=苦手と感じてしまう。
これは食わず嫌いです。
これを克服するには、やるしかないのですよ。
やってみて、自分でできる体験をたくさんして、良い経験を積んでいく。頑張って覚えて書ける感覚を身に付ける。
時間はかかりますが、必ず克服できます。


大変なのは苦手。
身に危険を感じるほどのことを経験しています。条件反射的に苦手と感じているので、まず、やるところまでに非常に時間がかかります。
英語が苦手と本気で感じている。
悪い点を取ってとか、できなくてとか、書けなくてとかで、ものすごく叱られたか、友達に何か言われたか、自分自身で深刻に悩んだか…、相当嫌な思いをしている可能性があります。これが本当の苦手。
ただ、嫌な思いをさせてしまっているのは、周りである可能性が高いのです。
まずはその周りの空気をかえる。そして、それでも慣れてきたところで、今までとは違うアプローチで再始動しないといけません。
また、始められたらほめてほめてよい経験を嫌な経験よりもたくさんしていく。
(嫌な経験は、人間は必ず覚えています。しかし、うれしい楽しい経験は比較的忘れやすいと言われています。これは人間が身を守るためなのです。)

これで克服していきます。
さすがに、これに関しては、自分で克服は大変かもしれません。誰かに力を借りてみても良いと思います。


しかし、もう一度言います。大半は食わず嫌いのことが多いので、これは必死になってやってみるしかないのですよ、生徒の皆さん。

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