鳴海校 校舎ブログ

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  • 集団授業

2021年10月12日
達成感

みなさんこんにちは。本間です。
今日明日と少し天気が崩れるようですね。

さて、先日小学生の国語の授業で、鉄棒の逆上がりができた時の気持ちを表した表現がありました。
今までできなかったことが嘘のようにできてしまう心地よさが伝わってくる、とても素敵な文章でした。
私もなかなか逆上がりができなかった小学生でしたので、できた時の快感と、その後の簡単じゃん!という驚きをよく覚えています。

クラスの中にもできないという生徒がおり、
「ぜひがんばって練習してできるようになりな、その時の達成感ったらないぞ!」
と伝えたところ、思いがけない返事がきました。

「そういうの(達成感)ならゲームでも味わえる」

ほうほうほうほう…と思いました。
何せ私もゲーム好き。言いたいことはよくわかります。
が、それとこれとは別じゃない?と授業終了間際にもやもや。
同じ「達成感」という言葉で表現できますが、
私の場合、身体的なできた!とゲームのできた!では、湧いてくる気持ちが別でした。

逆上がりや自転車での箱根越え、トライアスロンの完走…。
これらは爽やかな「してやったり」感というか、鼻が高くなる感じでした。
しばらくは「俺無敵、俺最強」という全能感のようなものすら感じていました(楽天家故)。
あとはピアノが滞りなく弾けた時も「あれ?もしや天才?」と感じますね。
この感覚も、運動とは違った達成感でした。

一方、ゲームの方は、それまでのストレスが解放された「よくもてこづらせやがってこんちくしょう…」という感じです。
(もちろんジャンルにもよりますが)
あとは、最近のゲームの場合、勝利やクリアの後、すぐ次のステージや試合を始められるものが多い気もします。
(ストーリーの無い対戦系に多いですね)
余韻に浸ることなく、もう1回、次へ…という具合にテンポよくやれてしまう(きりがない)。
昔はゲームといえばRPGが多かった気がしますが、最近子どもがやっている作品ではあまり聞かなくなりましたね…。

私は運動、ピアノ、ゲームとそれぞれ別の達成感だと思いましたが、
みなさんは達成感を、何種類くらいに分類できますか。

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