こんにちは、秀英予備校の長谷です。
いよいよ4月、新学年ですね。
今年は中学校で学習指導要領改訂があり、勉強が難しくなると不安に思っている方も多いのではないでしょうか。
ところでなぜ改訂が行われるのでしょうか?
今回はその点についてまとめました。
「学習指導要領」は、文部科学省が定める教育課程の基準です。時代の変化や子供たちを取り巻く状況、社会のニーズなどを踏まえ、約10年ごとに改訂されており、教科書なども学習指導要領の改訂を受けて変わります。
近年、グローバル化や、スマートフォンの普及、ビッグデータや人工知能(AI)の活用などによる技術革新が進んでいます。10年前では考えられなかったような激しい変化が起きており、今後も、社会の変化はさらに進むと考えられます。
このような社会の変化の中で国が求めている人物は
「知識を持っている人物」ではなく「知識を生かすことができる人物」です。
そのため、今回の改定では、学びを通じて「何ができるようになるのか」という観点から、
「知識及び技能」「思考力・判断力・表現力など」「学びに向かう力、人間性など」の3つの柱からなる「資質・能力」を総合的にバランスよく育んでいくことを目指されています。
新しい学習指導要領は、小学校では2020年度、中学校では2021年度から全面実施、高等学校では2022年度の入学生から年次進行で実施されることになっています。
具体的な変更の中身として、
小学校でのプログラミング授業が必修化となります。また、中学校においてプログラミングに関する内容を充実するとともに、高等学校では必履修科目「情報Ⅰ」を新設し、全ての生徒がプログラミングのほか、ネットワークやデータベースの基礎などについて学習します。
また、小学校3・4年で「外国語活動」が、小学校5・6年で教科としての「外国語」が導入されます。高等学校卒業までに外国語でコミュニケーションできるようになることを目指し
、「聞く」「読む」「話す」「書く」の力を総合的に学習します。
2022年度からは成年年齢が18歳に引き下げられるため、高等学校では、公民科に全ての高校生が学習する必履修科目「公共」を新設します。また、自立した消費者を育むため、契約の重要性や消費者の権利と責任などについて学習します。
このように中学校での学習内容だけではなく、小中高一貫して、新しい時代に対応できる人材を育成することが学習指導要領改訂の狙いです。
…とはいえ、やはり気になるのは学習内容の難化だと思います。
「知識の活用」として愛知県公立高校入試においては学習指導要領改訂前から新傾向問題として「データの読み取り・活用問題」や「様々な知識を組み合わせる問題」が出題されてきました。
新大学入試においても共通テストにおいてそのような問題が出題されています。
しかし、特別な勉強を新しく始める必要はありません。
大雑把な言い方をすれば「応用問題」です。
今までと同じように基礎を大事にし、早め早めの学習を心がければ応用レベルの問題にはしっかりと対応できます。
もちろん、学習量は増えると思います。が、それに対応し学習を続けることができればテストでも高得点が望めます。
秀英予備校では新学習指導要領に対応したテキストを使い、また、
英語アプリ「ELST」や自宅
学習サポートシステム「NEOLINE SR」など
今まで以上にお子様の学習を応援する環境が整っています。
無料体験や個別相談会は随時受け付けております。
お問い合わせは
名古屋西本部(052-352-1600)まで!
※ELST®は株式会社サインウェーブのアプリです。
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