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2021年04月15日
大学受験にプログラミングの知識が必要!?
こんにちは、蟹江駅前校の長谷です。
前回は中学校の学習指導要領改訂についてでしたが、今回は高校の学習指導要領改訂についてです。
2022年、高校の学習指導要領が改訂され
、「情報Ⅰ」や「公共」、「歴史総合」などの科目が新設されます。
現中学3年生からこの新しい学習指導要領での授業となり、逆に現高校1年生以上の生徒は旧課程での授業が続きます。
特に現高校1年生は旧課程最後の学年ですので、浪人が難しく、2年後の大学入試については安定志向の傾向が見られそうです。
さて、そのような中大学入試センターは2025年1月に実施する大学入学共通テスト(現中学3年生が受験します)について、プログラミングの知識を問う「情報Ⅰ」をはじめとした新設・再編4科目のサンプル問題を公開しました。
「情報Ⅰ」では、比例代表の議席配分を算出する問題やサッカーチームの実力を特典などのデータから分析する問題が出題されていました。
大学共通テストは「知識を生かす」ことに重点が置かれている問題が多いため、本番でもプログラミングを書けることよりも、状況に応じて正しい知識を持ち出せるか、という問題構成になりそうです。
小学生もプログラミングが必修となり、IT社会の発展に伴い、情報処理の力を持つ人材の育成はもはや当たり前となりつつあります。
目まぐるしく変化する社会に対応すべく、教育の世界も変化しています。
昔はやらなかったことも今ではできて当然、ということも増えていくことでしょう。
我々大人も価値観を常にアップデートし続けないといけないですね。
外部リンク:独立行政法人大学入試センター 令和7年度以降の試験
https://www.dnc.ac.jp/kyotsu/shiken_jouhou/r7ikou.html
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