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2022年05月24日
【根本コラム】見張りではなく見守り

こんにちは!睦合校の根本です。
早いもので5月もあと1週間ほどですね。ようやく過ごしやすい季節になったと思ったのも束の間、6月上旬には関東甲信地方も梅雨入りみたいです。梅雨の時期になると、せっかくセットした髪型もペッタリしちゃうから嫌ですよね~って、誰も40半ばのオッサンの髪型に興味はないですね。失礼しました。

さて、話題変わって、今年6年生になったうちの息子は、身長がまだ130㎝ちょっとで、3年生くらいにしか見えません。そんな彼も、今年の登校班では6年生が一人しかいないため、4月からは班長さんとして、7人の列の先頭になって学校まで集団登校しています。自宅から30mくらい離れた通りの角のところで、毎朝7時50分に登校班が集合します。息子が4年生くらいまでは、家を出て集合場所に行くまで何度も家の方をふり返り、手を振ってくれたのですが、最近では、ほとんどふり返ってくれません。玄関口で「忘れ物ないね?」と声をかけても、面倒くさそうに「大丈夫」とだけつぶやいて、そのまま集合場所までトボトボと歩いていきます。たぶん今日もふり返らないだろうなと思いつつ、しばらく息子の後ろ姿を見つめている自分がいます。

そんな風に「見守って」いるときもあれば、「ちゃんと宿題やったのか?」(やってないだろ。)と、疑いの目で子どもを「見張って」しまうときもあります。「見張り」と「見守り」。一見、似ているようですが、そこには違いがありそうです。「見守る」というのは、決して子どもを放置するわけではなく、子どもの可能性を信じて任せてみる。ただし、困ったことがあればいつでも手を差し伸べる。そんなスタンスなんだと思います。逆に、子どもへの信頼が十分でないと、それは「見張り」になってしまうのでしょう。見張られてばかりの子どもが行きつく先は二つあるような気がします。一つは、「いつも親の顔色ばかりをうかがうようになってしまう」ということ。もう一つは、見張られて注意されないようにと、「隠しごとをしたり、ウソをついたりしてしまう」ことです。もちろん、どんな子にでもちょっとした隠し事や小さなウソはあるのでしょうが、それが常態化してしまうのは良くないですね。

実際、日々の子育ての中では、どうしても見張ってしまう場面がありますよね。むしろ、うまくいかない時の方が多いかもしれませんが、「見張りではなく見守りのスタンスで」を心がけたいと思っています。

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