皆様こんにちは。スギえもんこと杉田です。

今日は「新高3本科オープニング講座」の現代文と古典がありました。来年度のライブ授業を一足早く体験受講できる講座です。
そして3/25（木）からは「春期講習」が始まります！次の学年にステージアップするための総復習を、ここで完成させましょう。

ところで私には以前から悩みがあります。
伊右衛門などの「右衛門」はどこをどう読んだら「えもん」になるのか、という疑問です。
左衛門はいいんですよ。「左（ざ）衛（え）門（もん）」ですから。
しかし右衛門の方が納得いかない。左衛門と同じ割り当てなら「右」が要らなくなってしまいます。だからといって「右（え）衛（も）門（ん）」となる訳がない。
そんなある日、綾鷹を飲んでいると天啓が降りてきたのです。
「右衛門」→「うえもん」→「うぇもん」→「ゑもん」！
つまり、わ行の ”ゑ” は ”うぇ” と発音すべきではないのでしょうか！

……といった主張を、今日ちょうどオープニング講座で来ていた国語の先生に熱弁したところ、興味深い返答を頂きました。
どうやら遅くとも平安時代には ”ゑ” と ”え” の発音は同じだったそうです。
ただし、単語の意味を区別するために文章では歴史的仮名遣いを使い分けていたとの事でした。

こうしてまた一つ、人は知識を得て成長するのでした。