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2021年07月01日
「優性・劣性」から「顕性・潜性」
今まで、中学理科の生物の遺伝分野では優性・劣性という用語がありました。すいぶん前からこの表現に違和感を感じておりましたが、ようやく教科書でこの用語が変わりました。
その背景には優劣があるかのような誤解を招く恐れがあるとして、日本遺伝学会などで見直しの動きが進んでいたそうです。
高校でも2022年度に新たな学習指導要領が適用となるのに合わせ、22年度から使用される理科の教科書での表記が「優性・劣性」から「顕性・潜性」に一斉に改訂されるということです。
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