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2021年06月03日
『コントが始まる』
こんにちは。秀英予備校浜松本部校です。
浜松本部校の教室長は「田村正和ロス」に陥っていますが, みなさまは普段はドラマは見られるでしょうか。
4月~のクールで, 注目度の高いドラマの1つに『コントが始まる』がありますが, コメディーっぽいタイトルとは裏腹に, 内容は現実の厳しさをグサッと突き付けてくる社会派ドラマです。
ドラマの中に出てくる「マクベス」というコンビ名ですが, 由来は稀代の小説家, シェイクスピアの悲劇からきています。
17世紀に書かれた小説ですが, "きれいは汚い, 汚いはきれい。"という名言で有名です。
容姿による他者への偏見をなくそう, 「ルッキズム」をやめよう, というのは誰しも心の底では感じていると思いますが, 元号が令和となった今でも深い問題として根付いています。
ややこしい話に聞こえるかもしれませんが, 本当に自分が『偏見』なしで物事を見ることができているという自信がある人はいるでしょうか。
例えば, 秀英予備校は学習塾です。つまり, 勉強をする場所です。
秀英でガリガリ勉強し, 教師陣に質問をし, またお家でも勉強する・・・。とても素晴らしいことです。
俗にいう『ガリ勉』にあたるといえるかもしれません。
私が言いたいことは, 必要な勉強を完遂することができず試験で理想の結果を出せなかった人が, 好成績を修めた人に対して「あの子は『ガリ勉』だから」と揶揄していないかということです。
実は, 学生時代から感じていることではあるのですが,
若いうちというのは, 運動神経が優れていたり, 芸術的才能に秀でていたりする人は尊敬の対象になりやすいのですが, いわゆる『ガリ勉』でテストで好成績を修めている人はなぜか尊敬の対象にならず, むしろ煙たがられることがあります(環境によるとは思いますが)。
おそらく, 勉強は「ちょっと努力をすれば俺(私)でも成果が出るだろう」と軽く見られているのでしょうが, そんなことはないということは誰しも心ではわかっているはずです。
ドラマの『コントが始まる』ではないですが, 日常の中で誰しもが当たり前のようにやっていることでも(例えば炊事), 褒められる・尊敬される環境は居心地が良いといえるのではないかと思います。
長文かつ拙文にはなりましたが, 秀英では勉強を沢山して, 成績を上げるための努力を惜しまない子を全力で褒めさせていただきます。
この夏, 本気で勉強をしたい方, 秀英でお待ちしています。
※夏期講習では「40時間特訓」も行います!限界突破してみませんか?
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