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2021年04月02日
折り紙と数学
突然ですが、鶴、折ることができますか?
折り紙と数学はとても似ている部分があって
基本の三角形に折る=小学校低学年の算数
簡単な形を折る=小学校高学年の算数
難しい形を折る=中学数学
のイメージがあります。
折り紙を一度もしたことのない中学生に鶴の完成形を見せても
折ることはできないですし
文章で説明されても、イメージ(理解)は難しいでしょう。
また、いくつかの折り紙ができる人は
その『組み合わせ』で大きなサイズにすることができたり
より細かいものを折ることができます。
さらに、折り紙を練習しようと思っても
正方形の紙を眺めているだけ、では進まないですよね。
まずは折ってみないと。
この、『まずは手を動かしてみる』は数学でとても重要です。
春期講習中、発展問題など難易度の高い問題になった時に
何も書かずに問題だけを見て考えていると
情報の整理もできないですし
答えにはたどり着きません。
ある程度の知識は必要ですが
そこからは『やってみる』ということがとても重要になります。
北海道公立高校入試の制度が変わります。
学習指導要領も改訂され
思考力はとても重要な力になります。
秀英では基本の知識の説明もしっかり行いますが
そのうえで発展させる、考える問題も
学年に応じて行っていきます。
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