10月になりました。2期制の中学校のみなさんは、いよいよ前期終業ですね!!

　現学年になって最初の内申点――みなさんのがんばりが評価される大切な場面!!　もちろん、がんばったら、がんばった分だけ「評価してほしい」と感じると思いますが、実はなかなかそうもいかないのが、難しいところです。

　たとえば、「結果」――どんなに一生懸命になっていても、なかなか思い通りの点数にならなかったり、苦手な科目で躓いたりしてしまって、自分のイメージとギャップが生まれてしまうこともあります。

　たとえば、「場面」――どんな人でも、目に見える努力と、目に見えない努力を、いろいろな場面で積み上げているはずです。それが、いつ、どんな場面で、人から評価されているのかは、自分自身には分かりません。ひとりでずっと試行錯誤している時間が長ければ長いほど、もっと見てほしいという気持ちが高まっていきます。

　でも、大丈夫。確かに内申点は大切なステータスのひとつですが、それだけでその人のすべてが決まるワケではありません。

　内申点UPに向けたコツも、テストの成績を上げるためのコツも、がんばりをアピールするコツも、ちゃんと秀英で伝えます!! それでも、上手くいかないときでも、あなたのがんばりが否定されたわけではありません。見えないところで、少しずつ努力することは、確実に、自分の中で何かを変えようとしている大切な瞬間です。

　さなぎの間は注目されなくても、浮かしたらきれいに羽ばたく蝶のように、必ず、がんばりが美しく輝く日が来ます。

　目の前の数字だけでの評価に捉われずに、今月も少しずつ、でも確実に、前に進んでいきましょう。