昨日のブログタイトルは『Aim』という単語でした。日本語では"目標・目的"など訳されます。小中学生のみなさんには、あまり耳慣れない単語だったかもしれません。
実は、目標や目的をあらわす英語は、他にもたくさんあります。例えば有名なものでは、"goal"や"target"といった単語も、それに該当します。高校生のみなさんは、"purpose"などもよく使いますね。ひとつの日本語に対して、いろいろな英単語があるのは、勉強している側にとってはとても厄介なものですが、実はこれらの単語にも、きちんと使い方の違いはあるようです。
私(川村)は英語担当ではないので、本やWEBサイトなどをいろいろと調べつつ、まとめてみました。
①goal
→ 読んで字のごとく「自分が目指すゴールや目標地点」を示すニュアンスが強い。そのため、抽象的な目標や夢に対して使われることが多い。
②target
→ "的"や"標的"と訳されることもあるように、何かに対する明確な目標を表すニュアンスが強い。特に、現実的に達成ができそうな近い目標に対して使われることが多い。
③purpose
→ "目的"という意味であるのと同時に「なぜそれを行うのか」といった理由や根拠が明確になっている場合に使われる。転じて、自分自身の決意という意味で使われることもある。
④aim
→ 目標達成に向けて、そこに"計画・努力"が伴っている場合に使われることが多い。"goal"のような大きく抽象的な目標に対して、そこへの道順がはっきりしているイメージ。
――ということで、私自身もいろいろ調べてみて感じたのですが、ただ一方的に教えてもらうよりも、自分からあれこれ疑問に思ったことを解決してもらう方がおもしろい気がします。だから、できるだけ様々なことに対して「なぜ?」「どうして?」と考えることは、同時に興味のアンテナを広げることにもつながり、最終的には「学ぶことをおもしろくする」ことにつながるのではないかと思います。ぜひ"aim"の意味を確認していただいた上で、昨日のブログの内容を思い出していただけるとうれしいです。
さて、あっという間にお正月の三が日も過ぎ去り、明日から多くの学校で授業が再開されます。秀英も明日から通常営業となり、授業や冬期講習がスタートです。みなさんの元気ややる気に負けないように、私も気合を入れて授業に臨みますので、ぜひよろしくお願いします!!(`・ω・,,
※紹介した英単語の意味については、英英辞典やWEBサイトの記載をもとに記載をしておりますが、あくまで記事における紹介の程度に留まるものです。授業における指導内容を前提とした記載ではございませんので、ご了承ください。