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2022年05月21日
教科別勉強法と秀英の授業 数学編
皆様、こんにちは。
大学受験部四日市校、数学担当の吉田です。
新学年がスタートし1か月が経ちましたが、いかがでしょうか。
今回は私どもの数学の授業と学習の仕方についてお話いたします。
数学の学習については、得意不得意や好き嫌いで大きく異なる印象を持つ人が多いように感じますが、
私どもは「正しい理解」と「復習」を重視した学習指導を行っています。
高校の数学では、新しい用語や記号、公式などが多く登場しますが、これらを正しく理解した上で、知識として頭に入れることが大切です。
中途半端な状態で先を急いで問題を解くことに目がいってしまい、自分勝手な解釈で「これはこういうことだろう」と思い込みで誤った方向に進んでしまうと、
あとからそれを修正しなければなりませんが、誤った理解が邪魔をして矯正するのに時間がかかってしまいます。
そこで最初から正しい方法を身につけられるよう、授業では公式の成り立ちや原理などにも触れて、
ただ問題を解くだけではなく、必要な知識や関連事項なども紹介しながら、
自習で多くの問題に取り組めるように1つの例題を通じて他の様々な問題に活用できる考えに重きを置いた解説を行っています。
また高校の授業は中学と違い、1回の授業で扱う分量も多く内容も高度なため、予習よりも復習が重要になってきます。
教室で理解した内容も時間の経過とともに記憶が薄らいでしまい、内容が定着できずじまいとなりがちな場合に多く見られるのが復習不足です。
1回の学習で完璧を目指すのは難しくても、何度か繰り返すうちに身についていければよいのですが、
反復回数が足りずに授業で学んだことを活かしきれずに終わってしまっているケースが多いようです。
数学の授業は毎回の内容の結びつきが強いので、次回授業までの1週間で何度か繰り返すことで、授業内容の定着を図ることが大切です。
特に定期考査の時期になると、テスト勉強に追われて授業を欠席してしまう場合がありますが、試験日程や試験範囲は事前に知らされていますので、
前もって準備しておくことを心がけてもらいたいですし、1回1回の授業を大切にしてもらいたいので、きちんと授業に参加するようお願いします。
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