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  • 対面授業 高校生

2021年10月12日
定期テストの取り組みと、とらえ方

大学受験部四日市校、英語担当の三木です。

今回は「定期テスト」について、取り組み方ととらえ方をお伝えします。

(1)テストへの取り組み方
前提として、どんなテストも、習ったことを自分の「実力」にするために利用するものです。
それを実現するためには、テスト本番までの取り組み(事前準備)とテスト後の取り組み(事後学習)のどちらも大切です。

まず、事前準備ですが、準備期間と優先順位の2点を意識します。
準備期間はテスト前1週間では足りません。少なくとも10日間は必要で、テスト2週間前が準備期間開始の目安です。
準備期間の前半約1週間は、後半1週間(テスト直前期)でテスト勉強を仕上げていくための期間です。
つまり、準備期間に入るとテスト範囲の最初から復習を始めて、できるものとできないものを区別していき、できなかったものをテスト直前期にもう一度取り組んで仕上げていくイメージです。
優先順位については、希望される進路によって変わるところもありますが、次のように考えています。限られた時間と労力で全科目に平等に取り組むことは非現実的であり、大学入試の仕組みを考えても入試で使用する科目を優先的に学習することが効果的な学習である、という考えです。
具体的には、高1では英数国、高2では進路によって英数理/英数国/英国(社)です。

次に、事後学習です。テスト結果は、事前準備では身につけられなかったところを示してくれていますので、事後学習は欠かせません。
やるべきことは、優先順位の高い科目についての解き直しです。仮に点数が良かったとしても、実力として残らなければ意味がありません。
返却されたテストをどう活用して実力にするのかが重要です。

このようにして、テストまでに効果的な復習を行い、テスト後に抜けを補うことが、「実力」につながります。

(2)テスト結果のとらえ方
上記のように、いわゆるテスト勉強も中学の時と高校では違いがありますが、定期テスト結果のとらえ方にも大きな違いがあります。
高校の定期テストの多くは、内容が難しく平均点が低いので、平均点との比較で評価すべきだと考えています。また、上記にもある通り、優先順位の高い科目を中心的に学習するべきなので、そうではない科目のテスト結果に関してはあまり気にしなくてもよい、とも考えています。
例えば、英語のあるテストの平均点が65点でテスト結果が58点の場合、良くはないですがそこまで悪い結果ではないと判断します。事後学習をしっかり行うことができれば、十分に追いつき、周囲に引けを取らない実力をつけることが可能です。逆に、結果が76点だった場合は、よく頑張ったと判断しますが、そこで安心せず事後学習を行うことで、さらに強固な実力につながります。

このように、点数だけではなく、優先順位の高い主要科目と平均点を把握したうえで、結果に対する判断をしていただければと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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