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2020年08月27日
福住校横の川(月寒川)生態調査
夏期講習中にふと小学生とこんな話…
「隣の川にいる魚って何だろう?」
生徒の疑問に答えるのが教師の務め…
と、言うことで、調査・捕獲してきました!
北海道では「ウグイ」と呼ばれている魚ですね。
地方名としては「オイカワ」「カワムツ」などとも呼ばれています。
川にいたのはほとんどが5cmくらいのサイズでしたが、
たまに20cm級の大物もおりました。
そしてこの魚、「釣る」という方法で捕獲したのですが、
非常に面白い特徴を発見しました。
小さい針に毛糸の切れ先みたいなものを付けた釣り針で釣りを試みたのですが、基本的に水中に沈んだ状態ではほとんど見向きもしません。
その代わり・・・水面に浮くくらいの状態にすると、跳ねるようにして食いついてくるのです。
理由は簡単でした。
このあたり、小さい虫が非常に多く、川に落下する虫も多々います。
そういった虫が水面でバシャバシャしてるのに反応して食いついているのです。
釣りでは良く「現地で採れるものが最良の餌」と言われたりします。まったくもってその通りでした。ちょっとした工夫、大事ですね!
是非、皆さんも色々な自然環境に是非興味を持って調べてみてください。
自分から気になって調べたものって、しっかり知識として見につきますよ。
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