「どうして思い通りの点数が取れなかったんだろう？」

「ケアレスミスが多かったから！」という会話をしたり、

そういう考えになたりする経験は、誰にでもありますよね。


しかし、あえて言いますね。

ケアレスミスなんてない!!!


ケアレスとは、

「不注意な、そそっかしい、軽率な」という意味です。

確かに、

「本当は解けたのに、不注意があってできなかった」

というミスは起こるものだ、と考えると、

ケアレスミスというものは存在すると考えられます。



ただ、視点を変えてみて下さい。

なぜ、ケアレスミスをしてしまうんですか？

私は、不注意が原因ではないと思います。


テスト後に、「ケアレスミスだな、これは」と

思った問題を、皆さんはどうしますか？

「次はきっとできるから、大丈夫」と思って、

そのままにしておく人が多数かと思います。

その「油断」が一般的に言われている、

ケアレスミスを生みます。



本当に、不注意で起こったミスなんでしょうか？

解き方に何かあったのでは？

何かを間違って覚えてしまっていたのでは？

テストの時に、一番恐ろしい問題は、

簡単なものではなく、

難しい問題でもなく、

「わかったつもり」の問題です。

そこが、落とし穴になることが多いです。


ケアレスミスとは、不注意で起こるものではなく、

事前の勉強でできてしまった、「わかったつもり」が

引き起こすミスです。

不注意が原因ではないことが多いので、

ケアレスではないですね。


だからこそ、「これはケアレスミスだから・・・大丈夫」と

言ってしまって何も対処しないのは、まずいです。



大切なのは、

一見できそうな問題を間違えたからこそ、

先生に見せて、対処法を聞くこと。

そして、

普段から、「ミスをしないための解き方」を教わることです。


11月、定期テストですね。

受験生は、受験が近づいてきましたね。

わかったつもりを無くす勉強、大切です。

頑張りましょう！！