今日、ある生徒に、

「先生は、どんなスポーツをやっていたんですか？」と

聞かれました。


水泳、剣道、ハンドボール、バドミントン、野球、

ゴルフ・・・。たくさんやりました。


実は私、非常に凝り性で、


野球：プロテストを受けようとして、トレーニング

ゴルフ：プロの認定資格が欲しくて練習


といったように、非常に高い目標設定をして、

なおかつ、それに向かって頑張ってしまう性格です。



もともと幼い頃からやっていて、

才能もセンスも力もあればいいのですが、

始めたのは遅く、そもそも夢のような話ばかりでした。



野球とゴルフは話題に出ました。

他のスポーツは・・・？

水泳は割と楽しくやっていたのですが、

その水泳も含めて、残りのスポーツも全て、

すぐに辞めたいと常に思っていました。（大変なので）



私の母のやり方だったのですが、

習い事に関しては全て、私自身に「やるか」「やらないか」

を選ばせていました。（ただしやらないとは言えない雰囲気）


自分で選んで始めたことなので、

辞めたいと言っても、「自分でやるって言ったんだから、

結果が出るまでやりきりなさい。」

と返って来ました。


母が怖く、かつ早く辞めたかった私は、

一番手っ取り早く辞める方法を考え、

「結果が出るように頑張る」ことをし始めました。

それが転じて、凝り性になりました。



おかげさまで、結果が出るまでは、

あきらめたり、辞めたりすることはなくなりました。

もちろん、上記のスポーツも、やりきりました。



もし母が、

「辞めたいなら辞めていいよ」と言ったのであれば、

すぐに辞めており、何も身に付かなかったと思います。



生徒の子たちは、学校や部活、習い事が忙しく、

半端になってしまうことや、辞めたいこともあると思います。

しかし、その中で、一つでも辞めずに頑張ることができたなら、

そこから得られた経験は、きっと宝物になります。



それは、部活でもいいと思いますし、

学校外での活動でもいいと思います。

勉強だったら、素敵ですね！！



何事も、一人で全てやるのは難しいです。

一人で始めて、自分だけの力で、やり切れることって、

少ないはずです。

例えば家事。大人になれば、自然と自分ひとりでこなせるけれど、

もともとは子供の時に教わりますよね。

始めるきっかけや、できるようになるきっかけって、

誰かであることが多いです。


だからこそ、

周りの人が、何かをやり続けさせることも大切です。

親が、先生が、根気強く続けさせることが、

その子の将来を大きく変えるきっかけになるかもしれません。


秀英予備校においては、

我々教師が、生徒の皆さんに勉強をやりきらせることで、

成績アップはもちろん、

それ以上の宝物を、生徒の皆さんが得られるようにしたいですね！