仙台本部校 校舎ブログ

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  • 個別指導

2020年03月13日
何かをやってみることの大切さ。

PAS仙台校の上原です。

今回は少し、なつかしい話を思い出したので、

その話をしたいと思います。


私が高校生になった頃、

特に将来やりたいことはありませんでした。

足をけがして、運動部に入部できなかったことから、

色々なものがどうでもよくなっていたことも重なり、

将来のために何かを頑張ろうということはありませんでした。

ちなみに、一番なりたくない職業は、

「教師」でした。

人の将来に、責任を持ちたくない!と言っていた時期が、

私にもありました。


そんな私は後に、

2つの部活に入部するのですが、

その1つは、英会話部でした。

必ず部活に入らなければならない規則があり、

しぶしぶ見学に行き、

気づいたら入部させられ・・・。


私の地元には、

高校生が10人、市から援助をもらい、

3か月間の留学に行けるプログラムがありました。

行くためには、試験に合格することが必要なのですが、

私だけ、部内で唯一合格しませんでした。

英語も、外国も、嫌いになりそうだったのを、

今でも覚えています。



そのあと私は部活に行かなくなったのですが、

ある時、「英語の弁論をやらないか」と、

顧問の先生に聞かれます。

なぜやろうと思ったのかはわかりません。

色々な人を見返してやりたいだけだったのかもしれません。

しかし、やりました。



詳しくは割愛しますが、

弁論をやる中で、

外国の文化や、外国の人の考え方に興味を持ちました。

そしてまさかの・・・。

国際系の大学に進学しました。


また、大学で縁があって、

生徒にとってのスーパーヒーローになれる、

教育という仕事に興味を持ち、今に至ります。


何も頑張ろうと思えなかった少年は、

今、生徒を応援する立場になっています。

頑張ろうと思えることがなかったからこそ、

ちょっとした出会いで、

そこから頑張ろうと思えることが見つかったからこそ、

生徒の皆さんの一瞬、一瞬を大切にしていこうと思えるなら、

それはすごくいいことだと思いました。


弁論の提案があったときに、

もし断っていれば、国際系の大学にも、

教育という業界にも、行かなかったかもしれません。


やらない理由や、

できない理由を探す前に、

せっかくだからやってみるか、と思うことが、

何かしらにつながるのかもしれません。


春。

新しいことが始まる季節ですね。

皆さんも、新しいことに挑戦してみるとよいかもしれません。

それが後に、思わぬ円に縁につながるかもしれませんね。

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