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2020年06月22日
雨の名前のお話
こんにちは!
南郷18丁目駅前校の佐々木です!
6月中旬に入り雨が増えてきましたね。
雨になると憂鬱に…ということが増えますが、
そんな雨が少し楽しくなるようなお話を一つ…。
日本にはさまざまな「雨の名前」があります。
その中から何個かピックアップを。
・卯の花腐し(うのはなたくし)
卯の花が咲く旧暦の4月~5月頃に降る雨のことを指します。
「雨」という言葉を使わずに表現しているのが洒落ていますよね。
・栗花落(ついり)
梅雨入りのことを指します。
栗の花が散って落ちる時期が
梅雨入りと被ることからきているようです。
こちらも「雨」を使わない表現です。
実はこの言葉が大好きで、この言葉をしってから
雨に対する意識も変わってきました。
・五月雨(さみだれ)
旧暦の5月頃に降る雨のことを指します。
漢字から5月の雨をイメージしがちですが、
実は旧暦の5月は現在の6月にあたるため、
梅雨の雨を指しているようです。
こちらは結構有名な言葉なので漢字を読める人も多いですね。
他にも夕立や時雨、慈雨など、
数十種類にも及ぶ名前があるのですが、
じつはこの文化は日本特有のものなんです。
こういった文化を知ってみることから
漢字の勉強が楽しくなってくるかもしれませんね。
そうして興味のあるものをもっと追及したくなって
勉強って楽しくなってくるものだと感じます。
皆さんもいろんな雨の名前を調べてみてください。
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