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2021年02月20日
先のことを考える
引き続き、HPをご覧の皆様からの問い合わせが続いています。ありがとうございます!
さて、高校入試も残り一週間。下妻校では現中3生へ、高校生活についての話をし始めています。当然、その先の進路の話にも触れることになります。
私が中学生の頃は(ここからは完全に私事ですが)、「絵をかくことを仕事にするんだ」と漠然と考えていただけでした。
何の因果か、突然私は18歳でイギリスへの留学を決め、結果として身に着けた英語力を手にこの業界へ入りました。
私が生徒たちに進路の話をするときには、どこかで10代の自分を思い浮かべています。10代の何も知らなかった自分に、もしこんな言葉をかけてくれる人がいたら、どうだったろうか。おそらく何も変わらなかったと思うのですが(笑)、もう少し将来について強いモチベーションを持って生きていけたような気もします。
10代の少年たちは、一部を除いてとても刹那的に生きていると思うのです。
そこに突然現れる、具体的な、強烈な未来の一つが「受験」なのだと思います。そこで初めて刹那的な日常から、その先の未来を見据えた時間軸を垣間見るのだろうなあ、と思います。
そして多くの高校一年生は、いつの間にかまた刹那的な空間へと帰っていきます。それが、なんというか、もったいないというか。
せっかく頑張ったこの時間を無駄にしないよう、先々を見据える目も育てていきたいですね。
教室長
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