みなさん、こんにちは。
秀英iD予備校長久手はなみずき通校の竹田です。

１１月６日は、「戦争と武力紛争による環境搾取防止のための国際デー」です。戦争や武力紛争による環境破壊、終戦後も続く環境被害の実態について啓蒙し、その防止につとめることを目的として、２００１年に国連が制定しました。戦争は人命を奪い、生活基盤を破壊するだけでなく、水や土壌を汚染し、森林を破壊し、動物の命も奪います。これらを防止するには、当たり前ですが戦争や紛争を無くすことです。戦争や紛争の目的のひとつは、他人の所有物を奪うことだと思います。しかし、戦争や紛争により環境搾取が行われれば、さらに必要なものが不足して、負の連鎖に陥るのではないでしょうか。

小説家の芥川龍之介さんは、「我々に武器を執らしめるものは、いつも敵に対する恐怖である。しかもしばしば実在しない架空の敵に対する恐怖である。」と述べています。恐怖を生み出す原因は、相手を十分に理解出来ていないことだと思います。歴史上でも多くの為政者は、不満の標的が自分たちに向かわない様に、架空の敵を作って敵愾心を煽っています。「存在しない恐怖に怯え、団結して攻撃を仕掛ける。」、歴史上では幾度となく繰り返しています。現在は情報を封鎖することは難しくなっていますが、逆に情報が多すぎて正誤の判断が重要になります。自分で考えて正しい判断を行う為にも、継続した学習は不可欠ではないでしょうか。

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