みなさん、こんにちは。
秀英iD予備校長久手はなみずき通校の竹田です。

６月２７日は、「メディア・リテラシーの日」です。１９９４年の本日に発生した松本サリン事件で、事件現場近くに住む無実の男性が、マスコミにより犯人扱いされた報道被害に由来します。当時、まずは犯人ありきの報道が行われていた記憶があります。また私自身も報道を鵜呑みにして、この男性が犯人なのではと思うこともありました。メディア・リテラシーの意味は、「インターネットやテレビ、新聞などのメディアを使いこなし、メディアの伝える情報を理解する能力。また、メディアからの情報を見きわめる能力のこと。」です。一個人であっても多くの情報を送受信できる現在だからこそ、メディア・リテラシーを身に付ける必要があると思います。

情報は開示方法によって、伝わり方が異なります。情報の開示方法は、情報発信者の意図が必ず反映されます。例えば経済予測ですが、これから良くなるという方と悪くなるという方が存在します。どちらかが嘘をつくつもりなのでしょうか。意図的に情報を切り取れば（無意識に自分が信じることに加担しがちです）、どちらも正しくなると思います。どちらを信じるかにも、当然受け手の意図が入ります。メディア・リテラシーで重要なのは、何より自分で考える力だと思います。自分で考える力をつけるには、継続学習が重要だと思います。学習不足で、嘘に踊らされたくはないですね。

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