みなさん、こんにちは。
秀英iD予備校長久手はなみずき通校の竹田です。

１８５９年１１月２４日、チャールズ・ダーウィンの「種の起源」が出版されました。その内容は、様々に変異した生物が自然淘汰によって適者が生存し、それが蓄積されて進化すると唱えたものでした。ここで注意が必要なのは、環境に適するために変異するのではなく、様々な変異のなかから、より環境に適したものが生き残るということです。キリスト教が絶対的な影響力を持ち、生物は神が創造したと信じられていた時代に、この考えを提唱するには、現在では考えられない程の勇気が必要であったと思います。実際に彼は、世界一周航海の途中に立ち寄ったガラパゴス諸島で進化論の着想を得てから、発表まで２０年以上を費やしています。

彼は、「I am not apt to follow blindly the lead of other men.（私は他人に盲目的に従うことはありません）。」と述べています。誰もが簡単に様々な情報を手に出来る現在に、この言葉は重要だと思います。情報の正誤を見極め、自分自身の考えを加えて、正しく判断することが、ますます重要になっています。検索エンジンで簡単に出てきた情報や答えを鵜呑みにしないで、自分自身で考えるためには、日々の学習は重要だと思います。何事も、まずは自分で考え、不明点は調べて、最後にもう一度自分で考えることが必要だと思います。

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