みなさん、こんにちは。
秀英iD予備校長久手はなみずき通校の竹田です。

６月１０日は、時間の大切さを広めるために定められた「時の記念日」です。６７１年４月２５日（新暦の６月１０日）に、天智天皇が日本で初めて水時計時を刻んだことに由来します。そもそも、時間の概念が明確になってきたのは、農耕文明が発達してからだそうです。種を蒔く時期や収穫の時期を間違うと、命にも関わるからだと思います。もしも、ずっと時間の概念が存在しないままで、時計や暦がなかったらどうなるでしょうか。きっと、期日も存在しないので、人類の進歩ももっと緩やかだったと思います。また、個々が自分勝手に気ままに行動するので、集団としてのまとまりにも欠けますね。色々想像してみると、少し怖い気がします。いずれにしても、みんなが平等に与えられた１日２４時間、大切に使うか、何となく過ごすかで大きな差となりますね。

古代ローマの政治家で思想家のキケロは、「最も難しい三つのことは、秘密を守ること、他人から受けた危害を忘れること、暇な時間を利用すること。」と述べています。確かに、本当に難しいですね。予定のない時間に「暇つぶし」などと考えないで、いかに時間を上手く使うか。やはり、予定のない時間がどんどんなくなる様に計画をしっかり立てて、オンオフを明確にすることが重要だと思います。まずは、やるべきことを明確にし、余暇もしっかり楽しみたいですね。

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