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秀英iD予備校南草津校　校舎長です。

大学受験を控えている高校生の皆さま、大学進学まで考えている中学生、中高一貫生の皆さま。
大学入試がどのような仕組みになっているか、知っていますか？

これから大学入試の3つの仕組みについてお話します。

近年の大学入試は大きく分けて3種類あります。



１．学校推薦型選抜
学校推薦型選抜には主に「指定校制推薦」「公募制推薦」「自己推薦」の3種類の選抜方法があります。
それぞれが違う特徴をもっています。どのような違いがあるのでしょうか。

■指定校制推薦

大学が特定の高校に対して少人数の推薦枠を設け、学校長から推薦してもらう選抜方法です。当然、指定されていない高校からは選別への応募ができないため募集人数は限られています。
選抜の内容も面接、小論文、基礎学力検査など簡単なものも多いのが特長で、推薦枠に入ることができれば医学部医学科でもない限りほぼ合格することができるのもこの選抜方法の特長です。
大学からの基準があり、ほとんどの大学では評定平均が3.8～4.2以上と高くなるため、1年次から評定をしっかり取るよう普段の勉強、定期テストの勉強が大事です。

■公募制推薦

近年私立大学で主流となりつつあるのがこの公募制推薦です。高校の学校長から推薦してもらうのは指定校制と変わりませんが、大学からの出願条件を満たしていれば誰でも出願することが可能です。誰でも出願できる気軽さ、他の大学と併願できる大学が多いことから、倍率が高い場合不合格となることもあるので、対策をしっかりと取っていく必要があります。
志望理由書や、校外活動など、1年次、2年次から積極的に作成、活動参加などするとよいでしょう。
公募制推薦も、指定校推薦ほどではありませんが3.4以上など評定が大事になりますので、1年次から普段の勉強定期テストの勉強に力を入れていきましょう。

■自己推薦(旧AO入試)

自己推薦は、公募制と同じくどの高校からも出願でき、学校長の推薦も不要です。その代わり、自己推薦書、志望理由書を提出したり説明会、オープンスクール等に何度か足を運ばなければならない場合が多いです。
受験生の個性(能力や実績など)を面接、小論文等で審査します。当然、学校外の活動や、各種検定の結果なども評価の対象となります。

２．総合型選抜

総合型選抜は一般選抜や学校推薦型選抜に比べると募集人数は少ないですが、国公立大学で近年増えている選抜方法です。
各大学で独自に実施する書類審査や、長期にわたる面談や面接を行うことや、各大学の特長を生かした様々な選考方法が特徴です。大学が掲げるアドミッションポリシー「大学が求める学生像」・ディプロマポリシー「大学が期待する学生像」に合致するか審査されます。
かなりの狭き門で、国立大学ではかなり優秀な生徒でないと難しい反面、公立大学では年々募集人数を増やしていて、自分の進路が公立大学にマッチしていれば総合型選抜を考えるのもアリかと思います。

３．一般選抜

一般選抜は学力検査を主とした昔からある選抜方法です。ただし、近年は特に私立大で多いのが、複数の教科から選択でき、また複数の学部学科を併願できるなど、多彩な方法で受験できるようになったのも魅力の一つです。例えば、共通テスト利用入試、他学部併願入試、他大学併願入試など。2年生のうちに資料を取り寄せて、色々シミュレーションするといいと思います。
評定がイマイチで推薦では難しかった人でも、入試で高得点を取れば合格できるので最後の砦として活用していきたいですね。



以上、大学入試の選抜方法でしたがいかがでしたか？
昔と違い、かなりややこしくなってきているのが、近年の大学入試です。

南草津校では、20年以上受験指導にあたり、200名以上の合格者を出してきた校舎長が、あなたに合った受験方法を一緒に考えます。

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