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南草津校 校舎長です。
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そんな願いを込めながらブログを書いています。
みなさん、「言葉の力」信じますか?
子どもたち、それだけでなく私たち大人でも「言葉の力」によってプラスにもマイナスにも働きます。
え!?私、うちの子に知らずにマイナスの言葉を投げかけている…!?
どんな言葉がプラスに働いて、どんな言葉がマイナスに働くんだろう…
今日は、そんな「言葉の力」についてお話していきます。
この記事の目次
「言葉の力」は良い魔法にも悪い魔法にもなる
「言葉の力」は魔法と同じ効果を与えることがあります。
当然、普段の何気ない会話ではそんな魔法は発動したりしないとは思います。(でも、好きなアイドルグループや、著名人が言ったことはある意味魔法かもしれませんね)
ではどんな言葉が魔法となって人に影響を与えるんでしょう。
やはり一番は「ほめる」「しかる」ときだと私は思います。
「ほめ方」「しかり方」の違いがその人にとって良い魔法として効果を出したり、悪い魔法として悪影響を及ぼしたりしてしまうんです。
「言葉」って、本当に使い方を間違うと、こわいんですね。。
その反面、ちゃんとよい魔法をかけれる「言葉」であれば、その子はグーンと伸びていけちゃいます!
子どもに影響を及ぼすのは「親」「教師」「監督」の『言葉』
さて、じゃあこの「言葉」、その子にとって一番影響をおよぼす(いいも悪いも)のはどの人だと思いますか?
友だち?
近所のおじいちゃん?
通りすがりのおばちゃん?
お店の店員さん?
いえいえ、そりゃあ影響が無いとは言い切れませんが、そんな簡単には影響はないですよね。
お子さんが幼少期の頃なら、間違いなく「親」
幼稚園以降、小学校・中学校・高校なら「親」「教師」「(部活などの)監督」などです。
つまり、一番身近でその子をほめたりしかったりできる立場にいる人たちですね。
特に母親、小学校の教師の「言葉」の威力は絶大です。
なぜなら、母親は幼少期は一番お子さんと接する機会が多いから。
同様に、小学校の教師は担任制でほぼすべての科目を受け持つので毎日朝から夕方まで接するから。
ここでお子さんの基本的な人格が形成されるといっても過言でないくらい、影響を及ぼします。
中学校や高校に上がるとある程度は親の影響は少なくなりますよね。
でも、反面部活に入ったりすると(特に運動部)部活の監督の言葉は威力を発揮します。
「言葉の力」よい魔法と悪い魔法の具体例
私は20年家庭教師をやって200名以上の生徒を見てきたなかで、いくつか例を挙げていきますね。
【パターン1:高1男子】初めて指導を開始したのは高校1年生のときでした。
自分の好きな自動車のことに関してはものすごく明るく話すし、とても博識なのですが、いざ勉強となるとどうしても二の足を踏んでしまうんです。
どうしてかな?と思って、まず母親に聞いてみました。すると、
小中学校の担任が4年~6年まで同じ先生で、できないことをすぐになじる人だったそうです。
できない子には
「何でこんなこともできないんだ。」
「さっき教えたのにもう忘れたのか。頭が悪いな。」
「お前はいくらやってもできないんだな。」
「ほんとダメなやつだな。」
と、しかるというよりは罵倒していたそうです。
小学生ともなると多感な時期。そんな大事な時期にこんな言葉を毎日のように浴びせられたといいます。
どうにも様子がおかしいので、両親が学校に相談しても後の祭りでした。
すでに勉強に対して「どうせやってもできっこない」と半ばあきらめかけていました。
それを聞いて私は(なるほど。これは深刻だな。。ほめ方も他の子とは違うやり方でアプローチしてみよう)と考え、指導をしていきました。
始めはなかなか勉強に対してのコンプレックスが取れませんでした。しかし、スモールステップで小さな達成感を与え続け、できてもできなくてもほめていきました。
すると、自分から進路のことを話してくれるようになり、歯学部に行きたい!どうすれば歯学部に行けるかな?と私に相談をしてくれるようになりました。高2の夏でした。
そこで、現在の学力と歯学部合格までの学力の差、1年半という期間、やるべき勉強内容を紙に書き出し「今まで通りスモールステップでちょっとずつ進んでいこう。必ず合格できるから!」と励ましながら勉強を進めていきました。
3年の冬が来ていざ受検。
そして見事歯学部合格!
本人の笑顔が本当に忘れられません。
【パターン2:中1男子】初めて指導を開始したのが中1のときでした。
当時から医学部を目指していたのでそれ相応の学力が必要だということで指導を任されました。
両親もほめ方、しかり方に関しては非常に気を使っているのがよくわかり、母親にどのように接していたかを聞きました。
・ほめるときは「よく頑張ったね!私もうれしいよ。」とI(アイ)メッセージを添えてほめる。
・問題を間違っても「何度失敗しても大丈夫だよ。必ずできるようになるから。もう一度やってごらん。」と怒らず再度チャレンジを促す。
・しかるときは『理論的・客観的に簡潔にしかる』を心がけ、「何でそれはやっちゃ駄目なんだろうね。よく考えてみようか。」と自分で考えることを促していたそうです。
それを聞き、私もその子にはそのように接するように心がけました。
問題を間違っても次できれば大丈夫。という安心感があるから、その生徒はやはりグングンと成績を伸ばしていきました。
評定平均が4.9と非常に良かったので、推薦入試を薦め、見事医学部に合格。
合格後も大学の内容を先取りしたいということで指導を継続。
推薦組は普通成績が中下位層が多いらしいのですが(あくまで伝聞です)、その生徒は6年間ずっと20位以内をキープ。
彼ならきっと良い医者になってくれるでしょう。
2人の例を上げましたが、いかがでしょうか。
学校が悪い、とは言いませんが毎日のように接する大人の影響力というのは子どもにとっては本当に絶大です。
もしこれを見ている保護者や学校の先生などは、今一度ご自分の言動に悪影響を及ぼしている節はないかぜひ考えてみてください。
私も日々間違っていなかったか、ああいえばよかったかな、もっとこういう風に言えばよかったかな、と悩んでいます。
勉強に生活に「言葉の力」を活かすには『意識』が大事
お子さんの生活面や、勉強の成績を上げるために「言葉の力」を活かしていくことは間違いないことなのは言うまでもありません。
しかし、それを活かすときに最も大事なことは『意識』するということです。
ついついとがめる言葉を出してしまうくせのある人は、しかるとき『無意識』なのです!
なので、しかるときには一呼吸おいて(いまからこの子をしかるぞ)としかることを『意識』してください。
そして、しかるときには『理論的・客観的に簡潔にしかる』を心掛けるようにしましょう。
ほめるときは、思い切りほめてあげましょう。アイメッセージを入れるのを忘れないでくださいね。
お子さんも一生懸命頑張っているんです。親であるあなたがそれの頑張りを無駄にしてしまうことはやってはいけないことですし、伸ばしていく義務があると思います。
もう一度言います。
大事なのは、しかるときは一呼吸おいて『理論的・客観的にしかる』、ほめるときは思い切りアイメッセージを込めてほめる。
でも、どうしても感情的になってしまってうまくしかったりほめたりできない。とお悩みのときは、秀英iD予備校南草津校にご相談ください。
県外の方でも大丈夫。相談なら無料です。
それでも実行するのに不安を感じるなら、秀英iD予備校南草津校が親身になってお手伝いします。
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