いつもブログを読んでいただきありがとうございます。
南草津校 校舎長です。
勉強に役立つ情報をみなさんにお届けしたい!
そんな願いを込めながらブログを書いています。
先日、生徒の一人からこんな質問を受けました。
生徒Sさん「先生、公立入試の過去問を買ったのですが、どう使ったらいいですか?使い方や、いつから始めたらいいか分からなくて…」
校舎長「過去問ですね。過去問の使い方はこうやって、この時期にはこのようにして、…」
と、口頭で説明しようとしましたが、う~ん。
口頭で説明したところで、たぶん生徒さんの頭には残りませんよね。
案の定、少し説明し始めましたが最初はうんうんと頷いていたのですが、だんだん首をかしげるようになり、恐る恐る
校舎長「始めのほう、覚えている?」
と聞いたら
生徒Sさん「ちょっと忘れたかもしれません…」
校舎長・生徒Sさん「………(笑)」
ということで、後日しっかりと文章にして渡して説明したところ、
生徒Sさん「分かりました!これならできそうです!」
と言ってもらえました。マニュアルとして文章を残すのって大事ですね。
というわけで、こちらのブログでも紹介したいと思います。
今日は、そんな「高校入試の過去問活用術」についてのお話です。
この記事の目次
過去問からわかる!①出題形式と傾向
公立高校入試は毎年ほとんど出題形式、傾向は変わりません。
各教科でその県の出題形式は決まっているので過去問を解くことでその出題形式に慣れることができます。
慣れるためには3年秋の受検内容の4分の3程度を履修したころに一度1年分を解いてみるといいでしょう。
ここで問題を4つに分類しましょう。
A:履修済みで解けた問題
B:履修済みだけど解けなかった問題
C:未履修だけど解けた問題
D:未履修で解けなかった問題
このように大まかに分けることができるはずです。
しっかりと復習しておかなければならない問題はどれか分かりますか?
正解は…
「B」ですね!
そして、計算問題ならば確実にできるように復習し、応用問題ならば自分のレベルに合わせて解説をよく読んで解答を写しておくなり、再度解いてみるなりしてみましょう。
ただ、一点注意しなければならない事があります。
それは、学習指導要領が変わった年です。
その年は出題傾向が大幅に変わることもあるので、学校や塾の先生にしっかりと対策を聞いてみましょう。
過去問からわかる!②各問の配点と正答率
過去問では各問の配点が書かれています。
つまり、どの問題が解ければ何点取れるかがハッキリと分かります!
ですので、配点が目標点数を取るための大事な指標になります。
また、正答率の高い問題は中上位校などでは皆が正答しているので、その問題はとても重要ということが分かりますね。
正答率と得点との関係は、県によっても違いがありますが、
正答率40%以上で60点~70点
正答率30%以上で70点~80点
正答率10%以上で80点~90点
となるので、こちらも目標点数を取るための指標として重要です。
もし正答率がのっていない過去問題集であれば塾の先生などにどんどん聞いてみましょう。
データをもっている塾ならしっかりと分析した正答率のデータを出してくると思います。
当然、南草津校も10年以上のデータをもっていますのでお任せください!
そして、まずは正答率50%以上の問題を完璧にできるよう、練習を重ねましょう。
当たり前のことを、当たり前にできる。
これが合格への王道です!
過去問からわかる!③頻出問題と自分の弱点
過去問をたくさん解いていると「なんだかよく出るなぁ」という問題に何度か出会うと思います。
その問題こそ最優先で解けるようにしたい問題ですね。
できれば10年分~15年分の過去問題があるとよく出題される問題が分かってきます。
ただ、受験生ではそこまでの年数をさかのぼって解くことが難しいので、こちらも塾の先生に分析してもらうのがいいでしょう。
また、過去問を解くことで現時点で自分が解ける問題、解けない問題、解けても時間がかかる問題など、自分の弱点が分かってきます。
弱点を知り、それを無くしていくことが合格への王道です。
なので、過去問を解いて自分の弱点をどんどん潰していき、合格を勝ち取りましょう。
このことから、過去問では過去にどんな出題があったのか、どんな傾向で出題されているのかを知るために「傾向と対策」の個所をしっかり読むことが重要です。
また、合わせて各教科の得点率が分かれば、解けなければいけない問題、解かなくてもいい問題が受験校のレベル別に分かってきます。
でも、過去問の活用法を詳しく聞きたい!アドバイスをもらいながらやっていきたい!と思う人は、お気軽に秀英iD予備校南草津校までご連絡ください!
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次回は時期別の過去問活用方法を解説していきます。
≪後編≫はこちら!
【受験情報】高校受験の過去問活用術≪後編≫