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2026.03.03
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「そのご家庭にとって一番良い選択は何か」を第一に考える──秀英教師インタビュー#05

秀英予備校の教師は、生徒たちの学力アップ、そして夢を支えるために、どんな想いを持って日々取り組んでいるのか。今回は、焼津本部校で集団授業を担当し、教師歴9年の小池一成先生にインタビューしました。
塾教師の仕事を選んだきっかけは?
私には7歳ほど年の離れた妹がいて、以前、秀英予備校の藤枝本部校に通っていました。教育実習を終えた後、妹の送迎で校舎に行ったとき、担当の先生が一人ひとりの保護者様に「ありがとうございます」と丁寧に声をかけて回っている姿を見たんです。その光景を見て、すごく感動しました。
さらに、妹自身も「合格できたのは先生のおかげ」と話していて、生徒の人生にとってとても大切な進路決定をサポートできる仕事なのだと実感しました。
自分自身も中学3年生のときに出会った英語の先生のおかげで英語が好きになり、得意科目になった背景があったので、「誰かの人生の節目で『あの先生のおかげ』と言ってもらえる仕事がしたい」と思い、新卒で秀英予備校に入社しました。
教師として一番大切にしていることは何ですか?
一番大切にしているのは、「相手の気持ちになって考えること」です。
自分が言いたいことや、こうした方がいいと考えていることを一方的に押し付けるのではなく、「この言い方をしたら、この子はどう感じるだろう」「この保護者様は、今どんな不安を抱えているだろう」と、必ず一度立ち止まって考えるようにしています。
とくに校舎責任者として、生徒だけでなく保護者様と進路の話をする機会が増えてから、その意識はより強くなりました。高校受験の志望校選びは、その後の人生にも影響する大きな選択です。だからこそ、「先生の価値観」を押し付けるのではなく、「そのご家庭にとって一番良い選択は何か」を一緒に考える姿勢を大事にしています。

うまくいかなかった経験はありますか?
正直たくさんあります。
特に心に残っているのは、「この子ならきっと大丈夫」と自信を持って背中を押したものの、高校受験で思っていた結果につながらなかった生徒のケースです。本人もご家族も本気でその学校を目指していた分、結果を知ったときは本当に悔しく、「もっと早く声をかけられたことはなかったか」「違う伝え方ができたのではないか」と、何度も振り返りました。
一方で、その出来事をきっかけに、その生徒は「このままで終わりたくない」と前を向いてくれました。高校進学後も塾で学び続け、最終的には希望していた大学に進学することができました。その姿を見て、「一度のつまずきも、次のステージに進む力になる」と改めて感じました。
この経験は今の指導にも生かされています。同じような状況の生徒や保護者様に関わるときには、合否だけにとらわれず、その先の選択や成長につながる声かけができるよう意識しています。
これまで教師を続けてこられた理由は何ですか?
最大の理由は、やっぱり「ありがとう」と言っていただける瞬間が多いからです。
中学3年生や高校3年生の合格発表の日には、朝から「先生、合格しました!」と連絡がきます。中には、保護者様が直接「小池先生のおかげでここまで来られました」と、言ってきてくださることもあります。「うちの子をこんなに頑張れるようにしてくれて、ありがとうございます」と言っていただけると、この仕事を選んで良かったと心から思います。
秀英予備校の教師には、全国規模の『授業コンテスト』や、授業前のトークを競う『コーチングコンテスト』など、日頃の取り組みを客観的に評価してもらえる場もあります。私自身も2年目に授業コンテストで全国3位に入賞することができました。これは先輩方に教えていただいたことを実践できた成果で、「自分はここで成長できている」と強く感じられた経験でした。
また、最近は管理職として社員と関わる機会も増え、自分の成果だけでなく周りのスタッフの頑張りや変化を一緒に喜べるようになったことも、大きなやりがいになっています。
秀英予備校では“自分の授業だけ良ければいい”という考え方ではなく、校舎全体で生徒を支えるという文化があります。一緒に働く仲間が互いに成長を喜び合い、助け合いながら校舎をつくっていく。その一体感も、この仕事を続けたいと思える理由のひとつです。

生徒と向き合う中で、どんなことを大切にしていますか?
いつ入塾したのか、前回のテストが何点だったのか、最近話していた部活の話題や好きなアーティストのことなど、生徒との会話の中で出てきた情報はできるだけ覚えるようにしています。次に会ったときに「前回のテスト、ここが伸びたね」「この前言っていたライブどうだった?」と声をかけると、生徒は「自分のことを覚えてくれているんだ」と感じ、そこから少しずつ本音も話してくれるようになります。そうした積み重ねが信頼関係につながっていくと感じています。
また、思春期の生徒は、家では言いにくい本音を抱えていることも多いです。保護者様と一緒の場ではなかなか言えないこともありますので、あえて保護者様がいないタイミングで「この前お母さんとこういう話をしたんだけど、本当はどう思っているの?」と聞くこともあります。
また、保護者の方から「塾にはとても元気に行っているけれど、実は学校に行ってない」「塾は楽しそうだけれど、実は家でこういう状況があるから知っておいてほしい」という相談を受けることもあります。
気持ちを押しつけるのではなく、味方でいる姿勢を示しながら、生徒が安心して話せる環境をつくることを意識しています。秀英予備校が学校とも家とも違う、第三の居場所のような存在になれたらいいなと思っています。
生徒に伝えたいメッセージは?
生徒には、「今を大事に、後悔しないで生きて欲しい、やらないよりはやってみよう」と伝えたいです。私は高校受験のときに「どうせ無理だ」と思い込んで挑戦しなかった経験があり、その後悔がずっと残っています。だからこそ、生徒には自分の可能性を自分で閉じないでほしいと思っています。
また、私はある有名な実業家の方が語っていた2つの考え方を大事にしていています。1つ目は、「自分を大切にし、自分の選択に責任を持つ」ということ。生徒には、自分の人生を自分で選ぶ力を持ってほしいと願っています。
2つ目は、緊張するのは成長している証拠、ということです。受験直前の生徒には、前を向ける力になればと思い、「緊張しているそれだけということは、本気で頑張ってきた証拠なんだよ」と必ず伝えるようにしています。
保護者の皆さまへ伝えたいメッセージを教えてください。
保護者様には、まずはお子様を尊重してあげてほしいとお伝えしたいです。
「こうあるべき」という気持ちが生まれてしまうのは自然なことですが、時にはその思いがお子様の可能性を狭めてしまうこともあります。お子様のその姿を認めてあげるだけで、驚くほど力を発揮することがあります。
また、親の言葉がなかなか届かない時期は、誰にでもあります。だからこそ、私たち教師が第三者の立場からそっと寄り添い、保護者様の思いを生徒に伝えたり、生徒の本音を代弁したりしながら、親子の間に小さな橋をかけていけたらと考えています。
親子だけではうまく伝えられないことも多いので、そうしたときには塾を頼っていただければと思っています。お子様と保護者様の間に立ち、気持ちを整理するお手伝いができる存在でありたいと思っています。

小池一成 プロフィール (2026年2月時点)
●所属校舎/焼津本部校
●入社年/2017年
●担当学年/主には小学3年~中学3年
●担当教科/国語・社会・英語
●出身地/静岡県藤枝市
●座右の銘/水滴石を穿つ
