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2022.08.31

中学生向け

【理科】化学式を覚えるのに役立つ3つの規則

規則を理解した方が化学式は覚えやすい!


こんにちは。
もう8月も終わり。
夏休み明けですが、しっかり授業を受けられていますか? 生活リズムを整えながら、これからの学習を充実させていきましょう!
さて今回は、中学2年で登場した(する)化学式についてお話します。


CO2やH2Oなど、ニュースで目にすることがあると思います。
CO2は二酸化炭素を表す化学式、H2Oは水を表す化学式です。そして、世の中にあるすべての物質には、どれも化学式があります。

 

なぜ物質を表すのに「二酸化炭素」のような物質名だけでなく、「CO2」のような化学式があるかというと、世界中の人(特に研究者)が、「あぁ、あの物質のことをいっているな」とわかる世界共通の言葉があると便利だからなのです(それ以外の理由もあります)。

 

物質 化学式
二酸化炭素(日本語) 世界共通で
CO2
carbon dioxide(英語)
gaz carbonique(フランス語)
Kohlendioxid(ドイツ語)

 

現在、化学式は約3億個あるといわれていて、その化学式はいろいろな規則に従ってつくられています。それらの規則のうち、次の3つを使って、中学校で出てくる物質(化合物)の物質名と化学式を確認していきましょう。


①物質名(日本語)中の「」は,結びついているという意味。
②物質名(日本語)中の元素名と化学式中の元素記号の順番は逆
③物質名で出てくる漢数字は、漢数字の後ろにある元素の数を表す

上の①、②、③を使った物質と化学式

 

①、②、③があてはまるのがわかりますか?
このように化学式には規則があります。(ただし、「水」のような身近にある物質や、「炭酸水素ナトリウム」のようなつくりが複雑な物質ではあてはまらないものもあります。また「酸化銀」のように、物質名に漢数字が入っていなくても化学式で数字が入るものもあります)

 

化学式が覚えられないという人は、上のようなきまりを元に覚えてみてはどうでしょうか。(中学3年生は、イオンの単元で出てくる電解質の物質名と化学式を調べてみるのもおもしろいと思います)

 

理科の学習内容には、多くの規則(原理・原則)が含まれています。ですから、興味のある単元はインターネットや本などを使って調べると、理解が深まるでしょうし、苦手な単元も教科書以外のものを見たり読んだりすることで、苦手意識が減るかもしれません。
教科書だけにとらわれない学習が進められるとよいですね。

 

文:教務課スタッフ A

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