竹野さんは教育学部を卒業されていますが、教育学部に進もうと思ったきっかけと、塾の教師になろうと思ったきっかけを教えていただけますか?
はい。まず、高校生の時にボランティアで子ども達と触れ合う機会が何度かありました。その子たちと一緒に町に買い物に出かけた時、初めのうちは、うまく会計ができなかった子が、私が手取り足取り教えることでそれができるようになったんです。目に見えて成長していく姿を目の当たりにして、人の成長に関われるっていいなと思ったのが教育学部へ進もうと思ったきっかけです。塾の教師になろうと思ったのは、秀英の会社説明会に参加したときに、秀英の正社員教師の授業を見せてもらったんですが、その授業がすご過ぎたんです。一瞬でその社員の方の虜になってしまいました。教育実習にも2回ほど行きましたが、その社員の授業が頭から離れず、秀英の教師になろうと思いました。
今現在は、その方はどこにいるんですか?
実はその方と一緒に働いています。憧れて入社したということも言いました!
そうなんですね。先輩のスキルをどんどん吸収して、いずれは先輩社員を追い抜いていってください!それでは、入社して初めての教壇に立った時のことを教えていただけますか?
教育実習での経験もありましたし、入社してからの研修もありましたので、何とかなると思っていましたが、最初の授業は頭が真っ白になりました。緊張や不安であまり覚えていません。
そんなふうには見えませんが、初回の授業は、どんなに経験をしていても、やはりみなさん緊張したとコメントする方が多いですね。それでも、回数を重ねるうちに半年もすれば、見違えるほど成長していきますもんね。実際に竹野さんは生徒に大人気と聞いていますよ。
授業研修で役に立ったことなど教えてもらえますか?
一言では語れないくらいたくさんありますが、例えば生徒への発問の仕方や、説明のメリハリ、生徒の統制のとり方などです。
説明のメリハリとは具体的にどのようにメリハリをつけるのですか?
生徒が簡単に理解できるところとしっかり説明しないと理解できないところをチェックしておいて、それらについて話すスピードを変えたり、具体例をいくつか出してみたり、授業時間は決められていますので、その中での時間配分をしっかりしておくと余裕をもって説明することができます。最初は何でもかんでも丁寧に説明しようと思っていましたが、結局時間が無くなってくると焦って説明を端折ってしまったり・・・それではしっかり理解させることはできませんので。
なるほど。それでは、最後に就活生に一言お願いします。
私自身、塾に通ったことはありませんでしたが、塾の教師の道を選びました。皆さんもここで働きたいという企業が見つかったら、自分の気持ちに正直にそこに思い切って飛び込んでいってください。
ありがとうございました!