映像授業教師ブログ

皆さん、こんにちは！ 近藤です。
2024年はうるう年で2/29がありましたね。

うるう年というと4年に1度と思っている人が
多いのですが、正確には違います！

① 西暦の年号が4で割り切れる年をうるう年とする。
② ①の例外として、西暦の年号が100で割り切れて
　400で割り切れない年は平年とする。

この②があるので、「必ず4年に1度」ではないのです。

例えば、2100年。
①の4で割り切れる条件は満たしていますが、
②は2100÷100＝21，2100÷400＝5あまり100。
②の条件を満たしているので、2100年は平年になります。
同様に2200，2300年も平年。
2400年は100，400ともに割り切れるのでうるう年です。

では、なぜうるう年が必要なのでしょうか？

地球が太陽のまわりを一周するのに約365.24219日
かかります。
ということは1年で約0.24219日の誤差が生じます。
4年だと約0.24219×4＝約0.96876日
この問題を解決するためにうるう年があります。

ただ、1－約0.96876＝約0.03124日分多く加えているので、
このずれをさらに補正するために②の条件があります。
これで完全になるかというと、それでも若干のずれが
生じます。

400年にうるう年は97回あるので、
365×400＋97＝146097日になります。
1年平均にすると、146097÷400＝365.2425日
地球が太陽のまわりを一周するのに約365.24219日
なので、365.2425－約365.24219＝約0.00031日
②の条件を加えても1年平均約0.00031日ずれます。
上記のように若干のずれはありますが、現状①②の
条件でうるう年が設定されています。

計算してみると、うるう年がどのように決まって
いるかがよく分かりますね。


以下はちょっとしたカレンダーの不思議になります。
暇なときにカレンダーを見てみましょう！

・4/4，6/6，8/8，10/10，12/12は同じ曜日
・4月と7月，9月と12月は同じ曜日になる
　※7/31，12/31は除く


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