秀英予備校　裾野駅前校の塩川です。
6月に入り、次の定期テストに向けての勉強を始めていると思います。裾野駅前校でもテスト対策授業が始まりますが、その前に必ず「目標」をたてますよね。

今日はその「目標」について、話していきたいと思います！
皆さんはよく
「目標は大事だ！」
「目標を持とう！」
と、先生達に言われると思います。
（正直、毎回言っている気がします（笑））

でも、こう思ったことはありませんか？
「なんで？」
と。
今日はその、「なぜ？」について、お答えしていきたいと思います！

なぜ目標が大事なのか？


いきなりですが、ここで問題です！
ただ、一つだけお願いがあります。
一度読んだ文章は読み返さないで下さい。
問題を楽しむためにも、このルールを守ってくれると嬉しいです。

では、いきますよ！

あなたはバスの運転手です。

①最初のバス停で2人乗ってきました。

②次のバス停で5人乗って、
1人降りました。

③次のバス停で3人降りました。

④次のバス停で1人乗って、
2人降りました。

⑤次のバス停で12人乗って、
6人降りました

さて、質問です。
※絶対に前の文章を読み返さないで下さい。

バスの運転手は何歳でしょう？

どうでしょう？
わかりますか？
わかった人は手を上げてください。

ちなみにですが、40人くらいの教室でこの問題を出してみたところ、正解したのはたったの1人でした。

では、皆さんお待ちかねの、答えを発表します！
答えは…
今この文章を読んでいるあなたの年齢
でした！

「なんで？？？」
となっている方は、文章を読み返してみてください。
問題の最初に
「あなたはバスの運転手です」
という文章があると思います。
つまり、このバスを運転しているのは、今文章を読んでいるあなたなのです。
だから、
「バスの運転手は何歳？」
という質問の答えが
「あなたの年齢」
となるのです。

「ずるい！」なんて言わないでくださいね。
この問題から気が付いて欲しいことをお伝えしますから。

たとえば、さっきの問題文の一番最初に、
「バスの運転手は何歳でしょう？」
ということを言っていたら、皆さんは
「年齢を探そう！」
という目標をもって、文章を読んだと思います。
でも、今回はその目標を持たずに文章を読んだから、
「運転手の年齢」
というキーワードを、聞き逃してしまったのです。

勉強でも同じことが言えます
例えば
「成績を上げよう」
という目標を持って普段の生活を過ごしている人には、それに必要な
「成績を上げるためのキーワード」
が、沢山見えるようになるのです。

なので、皆さんも、ぜひ自分なりの目標を持って、世界を見渡してみてください。
案外、身近な所に、落ちているかも知れませんよ？

目標が見せてくれるもの

この大切さが少しでも伝わると嬉しいです！