3日に行われた公立高校の入試問題を解きました。
以下、長文になりますが内容に関して分析したものになります。
新中3生は、是非参考にして1年後の成功に向けてスタートしましょう！！


【理科】
問題数は全36問で中1が11問、中2が11問、中3が14問でした。
資料や図、も多いがそれ以上に文章の量が多いため、正確に読み取ることがとても重要。

大問２（1）④は生物の食物連鎖の増減問題
難しくはないが、採点の基準がどこまで許容か判断が難しい。
また、大問３（３）③の消費電力の計算問題は計算過程が多い問題であった。
最後の大問６（２）の③④は中和の問題が一番の難問であった。
極端に難しい問題はないが、答えを出すのに必要な情報を読み取りにくい問題があった。


【数学】
問題数・出題形式は例年通り。初見の問題はほぼ無いが、難易度は高め。

大問３（２）富士山が見える日調査の問題（新傾向）
大問５（３）空間図形内部の辺の長さ
対問６（３）関数と図形の融合問題
の正答率が低くなると思われる。

ミスを減らす・問題文中のキーワードをも逃さない・解くべき問題の取捨選択・時間配分が重要。


【英語】
全体としての難易度は昨年より易しい。

１リスニング　例年通り　
２対話文　出題傾向は例年通り　難易度は高
仮定法Ｉfの穴埋めや原形不定詞を抜き出すなど、新出文法が出題されていた。使用されている単語も難しめである
３会話文中の英作文　例年通り難易度中上
４相手に伝えるべき事柄を英語で作文する問題　例年通り　難易度は低め
５長文問題　例年通り　比較的読みやすい内容だった


【社会】
歴史　　18点
日本地理12点
世界地理 9点
公民　　11点

難易度は若干"易しかった"と思われます。
語句は全て基本レベルで、新傾向は特になかった。

[歴史]　外交史が多く出題されています(10点分)
(3)b が新しいパターンで唯一の難問だったと思います。
「分割相続」を忘れていた可能性があるが、資料に書いてあったので気づけたかどうか。

[地理]
日本地理（中国・四国地方）世界地理とも基本的な内容でした。
(3)b がやや応用レベルなので、差がつく問題。
[公民]
いつも通り最後の論述は書きにくかったと思いますがそれ以外は基本問題中心。


【国語】
作文をいれて２６題（うち記述が７題）
中１～中２の単元：慣用句「実を結ぶ」敬語「おっしゃる」など国語の知識が必要な問題が出題されました。
品詞の識別は形容詞を２つ選ぶ問題。品詞の識別がわからないとできない問題でした。
読解問題は色々なパターンの問題を解いて練習すれば対応できるレベル