夏休みに入りいろいろなニュースがありました。


①全国学力テストの結果


新聞記事より
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文部科学省は３１日、小学６年と中学３年を対象として４月に実施した２０２３年度全国学力・学習状況調査（全国学力テスト）の結果を公表した。政令市を含む静岡県内公立校の中３は国語、数学、英語の３教科全てで全国平均を上回った。小６は国語、算数共にやや下回った。

文部科学省が３１日結果を公表した全国学力テストで、４年ぶり実施の中３英語は４技能のうち「話す」の全国平均正答率（国公私立）が１２・４％にとどまり、前回より１８・４ポイント下がった。「読む・聞く・書く」の３技能は４６・１％で、前回比１０・４ポイント低下した。
　２１年度から実施されている中学の学習指導要領は、英語で互いの考えを伝え合う言語活動を重視し、出題に反映された。文科省は「テストが難しかった。生徒の英語力が低下したとは判断できない」と説明。「話す」で一つも正答できない生徒が６割を超え、専門家には、指導要領が高度すぎるとの指摘や作問が適切ではなかったとの見方がある。
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中3の「話す」については過去の問題と比べると難易度がかなり上がっていたので、「点が悪い」＝「学力低下」と一言では言えません。
ただ、小学校からの英語学習でできる生徒と、できない生徒の差が開いているのは間違えありません。
早めに備えることが大切だと思います。


②スマホの利用と学力


2022年度調査ではスマホ(インターネット接続機器)の平均利用時間は、小学生が207.0分、中学生が259.4分、高校生が330.7分だそうです。
自分がどれくらい使っているかの目安は設定画面から見ることができるようになっています。
結構長くてびっくりする方も多いかもしれません。

スマホの使用時間が長い生徒(平日1時間以上)はほとんど使わない生徒(1時間未満)と比べると
すべての学年、科目で点数の低下がみられています。使用時間が長いほど点数の低下は大きくなっています。
開きが大きい科目では30％程度低下しているようです。

原因はスマホが悪いというよりは、勉強時間が減っていることだと思います。
スマホを禁止するだけでテストの点数は上げられる気がします。
他のことで時間を使っていては意味がないですが・・・。


デジタルデトックスという言葉がありますが、とても効果があるように感じます。
私もスマホ離れをしようと、パソコンを使いながら決心しています・・・。