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2023年08月07日
読書時間の二極化(≒成績?)
夏休みといえば、読書感想文ですよね⁉
そんな読書と学力の関係性について今日はお話をしていきたいと思います。
① 小学6年生 1日当たりの読書時間
Q学校の授業時間以外に、普段(月曜日から金曜日)、1日当たりどれくらいの時間読書をしますか?
( 教科書や参考書、漫画や雑誌は除く)(2021年全国学力・学習状況調査)
2時間以上 7.5%
1時間以上2時間未満 10.8%
30分以上1時間未満 19.3%
10分以上30分未満 23.8%
10分未満 14.7%
全くしない 23.9%
➢他データによると小6の平日平均読書時間は23.4分。ただし、上記のように二極化傾向が見られ、実は、
この差は既に小1の段階から始まっています。
② 読書時間と成績の関係性(小4から小6対象)
A:1時間読書する子
成績上位層12.0% 中位層 9.0% 下位層 6.8%
B:全く読まない子
成績上位層19.8% 中位層24.3% 下位層32.3%
➢成績が良い子ほど読書時間が長いということが明確に示されています。
また、「論理的に(筋道を立てて)考えること」が得意な子は読書時間が長いほど多く、苦手な子は読書時間が
短いほど多くなっていました。「わからないことや知らないことを調べること」についても、得意な子は読書時間が長いほど
多く、苦手な子は読書時間が短いほど多くなっていました。
【まとめ】
「読書をすることはためになる」というのは頭でわかっている人は多いです。ただし、自身の子供の頃を振り返ってみると、親に
そのようには言われたけど、なかなか取り組めなかったという経験のある方も多いかと思います。保護者様にとってもお子様に
とっても、読書へのハードルはとても高い場合が多いようです。
秀英の小学生国語では、学校の教科書内容とは別に、説明文・物語文・随筆などをはじめとし、多種多様な文章を読む
ことにより、語彙力・理解力・読解力を高めていきます。これらの力は、国語のみならず、他の科目にも良い影響を与えます。
このようにして、お子様の学力向上に貢献していきたいと思っております。
出典・引用
榎本博明氏 東京大学教育心理学科卒業
親が「これ」をするだけで、子供の学力は上がる! 幻冬舎
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