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2021年05月04日
静岡新聞トピックス 「学び直し」ニーズに対応

本日5月4日付静岡新聞に、大変興味深い記事が載っていました。
高校1年生が使う「数学Ⅰ」の教科書に、
小学校内容の復習から学び直せる種類ができたとのこと。
約170ページのうち30ページほどが、小学校の復習のようです。

高校生なのに、小学校の復習!?

なんて思われた方もいらっしゃると思います。
ただ、高校のレベルも高校生のレベルも様々ですから、
そのようなニーズは昔からあったでしょうし、
新学習指導要領の意図を具現化する取り組みとしては
大変効果的だと思います。

実際のところ、高校入試は年々難度の高いものになっており、
一度ついていけなくなった生徒は学年が上がるほど
挽回できない状態に陥る可能性があります。




わたしが見てきた生徒の中にも、
小学校のときにあまり勉強しないまま
中学から秀英に入学した生徒、
あるいは、中1序盤では自主学習に委ねて様子を見ていたところ、
中1後半で散々な成績になり、慌てて入学された生徒がいます。

入学タイミングと本人のやる気にもよるのですが、
そのようなお子さんには、
秀英としても「学び直し」から始めます。
中1の内容が分かっていない生徒に中2の内容から定着させる
ことはできません。

ですから、そのようなお子さんには苦手教科の中1冒頭、
たとえば英語でしたらI am~. I like~.からおさらいできる
プリントに取り組んでもらいます。

わたし個人がやるわけではありません。もともと教室全体で
そのようなプログラム、仕組みがあります。

生徒は最初、「これくらいはできる」というのですが、
それでいいんです。苦手な子ほど、できるという自信が必要です。

ただ、段階的に進んでいくと、たいていは三人称単数のsくらい
からつまずきます。
それもいいんです。

自分はどのレベルからわからなくなっているのか、
「気づき」が生まれます。
わたしたち教師陣も分析できます。

あとは、教え、実践し、反復、それを続けます。
そういう「学び直し」を並行しながら次回定期テスト範囲も
がんばるのです。

それには時間がかかります。
だからそういう生徒は授業後勉強会に残ります。
平日毎日授業後にフォローの時間があります。

また、秀英の自習室に通います。平日も土日も開いています。
昼から夜まで利用できます。

この取り組みにより、中1の通信簿(内申点)ではいくつかの
教科で5段階の「2」がついていた生徒も、中2では「2」が
なくなるだけではなく「4」の教科が増えています。

第1志望の高校に合格しようと思う場合、
やはり通塾スタートのタイミングは早いほうがよいです。
さまざまな教科の「学び直し」が十分にできるからです。

いまはまだ5月。いまならどの学年も、
効果的なおさらいをしながら先に進めます。
小さな自信がつけば大きなやる気につながります。

ご相談事などがありましたら、
ぜひお気軽にお問い合わせください。
よいサポートができると思います。

秀英予備校
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鈴木

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