こんにちは！

積志校の大熊です。


最近ある本を読んで、

非常に感動した話がありましたので、ご紹介します。



「家の子のやる気スイッチ、どこにあるんでしょうか。」と

おっしゃる保護者の方にいう話です。


例えば、ＴＶで野球を見た子が、

「明日から野球をやりたい！」と言いだします。

やる気満々で、グローブとバットとボールを持って、

いざ、外に出たその子はどうなると思いますか・・・？




というお話です。皆さん、イメージは湧きますか？



おそらく、

ボールは投げたいところに投げられず、

バットはボールに当たらず・・・。

となる子が少なくはないですよね。



この後、その子はどうなると思いますか？



中には、野球を楽しくないと思う子も出ます。

辞めてしまう子も出ます。


いずれにせよ、面白くはないので、続かないんですね。



では、どうすれば楽しく続けられるでしょうか。

まず、正しいボールの投げ方を、正しいバットの振り方を

知っていたら違うかもしれません。

もっと楽しければ、続きますし、その分上達します。



勉強も同じなのですが、

他の習い事に比べると、

「やる気がないと始めさせにくい」習い事に分類されている

ように感じます。



勉強こそ、やる気だけが先行し、

間違ったやり方をしてはいけないものです。


正しい知識、やり方を教わることのできる環境が

大切となります。


①わかりやすく教えてくれる(塾なら当たり前）

②勉強のやり方までフォローをしてくれる(大切）

③信頼できる教師である



この３つがそろっている塾探しをすること、

そして早めに通いだすことが大切です。

スポーツも早めに始めるほうが、

競技が上手になるし、体力がつきますよね。

勉強も早く始めたほうが、やり方は上手くなるし、

地頭がよくなります。

東大に入学させる教育をなさる親御さんは、

0歳から教育すると言いますよね。


ちなみに、勉強は忙しい時期だからこそ始めるべきです。

なぜかわかりますか？

忙しい中での時間の使い方や、

忙しい中で頑張るガッツ等、

将来生きていく上で、必要な力が多く身に付くからです。

部活が終わってから・・・も一つの選択肢。


ですが、部活が終わらなくても通っている生徒も

たくさんいます。


そういう子たちならではの力がついているのも事実です。


社会に出て、色々な力が必要だと、大人になってから

思いますよね。

嫌だと思っても逃げられませんし、

大変なら、それを上手くこなすことを考えなくてはいけない。

周りと比較されるのは当たり前だし、

気持ちが折れることもたくさんある。



子どもの時にもあったかな、こんなこと？と考えてみると、

意外とその当時は「この世の終わりだぁー！」くらいに

大変で、落ち込んだことも、

「あぁ、こんなもんだったな、今の方が百倍きついよ」

と思うようになります。

もっとあの時頑張っておけばよかったとか、

子どもの時に頑張っていて、大人になってからガッツがあって。

そんな人をうらやましく思ったとか、

全て、大人の世界にあることなので、

もちろん大人にしかわからないですよね。



私は、大人になって、

勉強、コミュニケーション、立ち振る舞い、いろいろなものを

やっと本気で学び始めました。


つくづく、勉強は先行投資をどれだけしておくかが大切だと

感じます。


そんな大変な大人の世界を知っている大人だからこそ、

今の子どもたちにとって、大切な環境は整えてあげたいですね。