野球では、「打率3割」というのが、
　まぁ、「よく打つ選手」の　1つのラインだったりします。

　2割5分だと　普通、　3割だと　すごいじゃん、なんですね。

　その違いは、
　「100回打席に入って、ヒット5本の差」なんです。

　20打席に1回の割合、ヒットが　多いか、少ないか。
　シビアな世界ですよね。

　でも、その「1」のヒットが、出るか、出ないか。
　ものにできるか、できないか。

　それで、その選手の　成績が決まってくるわけですね。

　だからこそ、
　「全打席」において、集中して、
　自分のもてるものを　すべて発揮しようとがんばる。
　「目の前の1球」に対して、
　すべての集中力を　そこに注ぎ込んでいる。

　まさにキミたち受験生と一緒なんです。

　今日　11月14日は
　令和5年度愛知県公立高校入試まで
　
　ちょうど　100　日の日です。

　22点満点の問題があるときに、
　14点取ってくる人が　打率 約6割5分の人。
　22点満点の問題があったときに、
　15点取ってくる人が　打率 約7割の人。

　得点率65%と得点率70%の違いは、
　そのたった「1点の差」なんですね。
　※入試の場合、「3割」では合格できないので、設定を「7割」にしておきました。

　ここからの終盤戦は、まさに、
　「ギリギリの1問」との戦いになってきます。
　その「目の前の1問」に対して、
　最後、取りきれるか、取りこぼすか。
　その「積み重ね」が、最終的な
　あなたの「結果」となります。

　その「1」に対する責任、
　「ギリギリの1」を　獲得していくのは、
　皆さんのチカラであり、責任です。

　大枠としての　「受験勉強」は、
　秀英で切磋琢磨しているので、大きな差はないですが、
　「目の前にある　1点」だけは、本当に、
　皆さん1人ひとりのチカラで決めてもらうしかありません。

　サッカーで言うと、
　攻めて攻めて　攻めまくって、
　最後、自分の　足で、「ゴール」に　決めきれるかどうか。

　そういう
　「ギリギリのプレー」の連続になってくると思います。

　１つひとつのプレーで、
　「決めきれるか」　それとも　「はばまれるか」。

　だから、ちょっとでも、
　何か、違和感があって、問題を解ききれないケース、
　実は、「自分の考えでは到底及ばない」ケース、

　それは、絶対に、「一人で戦わないで」ください。

　周りから、ノウハウを共有してもらうこと、
　友達に　「相談」して、
　「違う視点」からの解法を教えてもらうこと、
　先生に、
　「この問題、ここまではできたけど、
　ここからどうしましょう」を遠慮なく、相談すること。

　一人ひとりが「1」を積み重ねることで、
　その「1」が　○か×か　で
　一人ひとりのゴールが変わります。

　ぜひ、手を尽くしてください。
　「あぁ、こんなことも　やっておけばよかった」と
　後悔しないように。

　「自分の持っているものすべて」ではなく、
　友達、先生がもっている「すべて」を
　出し尽くしてください。

　「分からない問題があるのに、質問してこない生徒」に
　なってはいけません。
　「一人で戦っていて、
　実は、もっとうまいやり方があることを知らない生徒」に
　なってはいけません。

　皆さんには、家族・友達・先生・・・
　「味方」がいっぱいいます。

　必ず、「武器」を増やして、
　受験勉強の終盤戦に臨みましょう。


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