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2020年11月07日
来春の愛知県公立高校入試「基礎的・基本的な事項を重視した出題」とは?
こんにちは、林です。
テレビのニュースでも報道されましたが、木曜日に愛知県教育委員会より来春の公立高校入試について発表がありました。
詳しくはこちら
https://www.pref.aichi.jp/soshiki/kotogakko/0000027366.html
新型コロナウイルスに感染しないことが一番ではありますが、万が一の時に「特別の追検査」があるとのことで、配慮があることはありがたい話です。
そして、気になるのは出題範囲についてです。こんな記載がありました。
中学校等において卒業までに学習すべき内容を出題範囲とし、出題範囲の削減は行わない。ただし、中学校等において臨時休業が実施されたことを踏まえ、今年度は基礎的・基本的な事項をより重視して出題する。
すごく気になる表現ですね。
「基礎的・基本的な事項をより重視して出題」というのは、例年とどう違うのでしょうか?同じサイト内にあった、令和2年度の実施要項を見てみました。「学力検査の出題教科等」には、以下のような記載があります。
学力検査は、中学校学習指導要領における各教科の目標に即し、基礎的・基本的な事項について出題する。その際、思考力、判断力、表現力等を適切に測ることができるよう配慮する。
う~ん、言いたいことは分かるような気もしますが、すごく微妙な表現ですね。
予想では、例年と同じ出題形式としながらも、問題の難易度を全体的に下げるのではないかと思います。その中でも、入試直前の3学期に学習する内容については易しい内容にしたり、出題数が少なめになるのではないでしょうか?
この話を聞いて、
「入試の問題が簡単になるから、そこまで勉強しなくていいや」と思う受験生はいませんよね。例年と同様の対策をしていく必要があると思います。ただ、問題が易しくなることで差がつきにくくなると思われるので、例年以上に「1点の重み」を強く意識しないといけなくなることでしょう。
まずは、2学期の期末テストに向けて全力投球し、その後から冬休みにかけては入試に向けての勉強、そして弱点単元には特に向き合って取り組む必要があるでしょう。入試本番で、「例年より優しくなった問題だが、自分の弱点単元だったために得点できなかった」とならないように、どの単元が苦手なのかをしっかり把握しないといけませんね。
ということで、
愛知県公立入試トライアル模試で現在の実力と弱点単元を把握し、短い冬休みに効率良く勉強できるようにしましょう。
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