江南駅前校 校舎ブログ

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2020年06月28日
解法パターンを意識して勉強しよう!

【中2数学 連立方程式】<テスト対策> 割合と増減 ~90秒ワンポイント授業番外編~

こんにちは、林です。久し振りにYouTube動画の紹介です。中2の学習内容ですが、中3生にも見てもらいたい内容です。まずは動画をご覧ください。

今回のテーマ「増減の問題」については、動画でも触れているように、正解にたどり着くまでのステップが多いですが、しっかりマスターすれば得点源にできる問題です。動画の内容に加えて、個人的に注意してほしいことを、経験したエピソードを交えてお伝えします。

【増減の式を使って計算すること】
動画でも触れていることですが、計算を楽にするためには欠かせないテクニックです。しかし、約10年前に担当していた教室での集団授業(テスト対策授業)にて、ある特定の中学の生徒だけが「増減の式」ではなく「今年の人数の式」を使って計算していました。当然、解くスピードは他の中学の生徒よりも遅かったです。なぜそのようなことが起こっていたかというと、学校の授業で「増減の式を使わない解き方」で教えられていたからです。教科書ではなく、先生独自のプリントで授業が行われており、理由は分かりませんが、「増減の式を使ってはいけない」と言われていたようです。生徒たちには、学校で習った解き方を無視させるわけにはいかないので、答案には学校の授業で教えられた形で書いておいて、計算する時には「増減の式」を使うように指導しました。

【答え方の形に要注意!】
昨年度の生徒数を文字でおいて計算するため、方程式の解をそのまま答えにしてはいけません。今年度の生徒数を表した文字式に代入して求めないといけませんが、「方程式の解をそのまま答えにしてはいけない」という思い込みをしてはいけません。その裏をかいて「昨年度の生徒数」を求める問題(方程式の解をそのまま答えにするパターン)も存在するからです。愛知県の公立高校入試でも、今年の生徒数を求める問題(平成19年度A日程)、昨日売れた個数を求める問題(平成15年度A日程)の両方が出題されたことがあります。増減の問題を解くときには、最後に落ち着いて「答え方の形」を確認しましょう。

なお、この話は毎年の夏期講習で中3の数学の授業内で受講生に必ず伝えています。「増減の問題」に限らず、出題パターンについてはたくさん伝えますので、お楽しみに♪ただ何となく問題を解くのではなく、「ミスを減らすための解法」「速く解くためのテクニック」「よくあるミスのパターン」を意識しながら取り組むと効果的ですよ。

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