加納校ブログをご覧のみなさま、こんにちは、岐阜本部校の川村です。先週の話で恐縮ですが、参議院選挙の投票日でしたので、私も朝から投票してきました。岐阜本部の中3たちの間では「川村先生は選挙いってなさそう～」という噂が流れていないようですが、ちゃんと毎回、投票には行っていますよ(笑)。

　今回の参議院選挙、全国の投票率は約52%だそうですね。人によって感覚は異なると思いますが、私は「半分くらいの人しか投票していないのか～」と、ちょっとだけ悲しい気持ちになります。中2や中3の生徒さんは教わっていると思いますが、国会を開設して普通選挙権を獲得するために、長い歴史の中で何人もの努力と訴えがあって、ようやく手に入れた選挙権なんですから、私はとても大切に使うべきなのかな――と考えています。

　小学生のみなさんには少し難しい話かもしれませんが、何より「投票する」ことが「自分の意見をきちんと伝える」ということにつながるのあると思います。確かに、先生の1票だけで、何かが大きく変わることはないかもしれませんが、投票に行くことで「私はこんな考え方を支持しています」ということがハッキリします。逆に、投票をしないということは「私はどんな結果になってもよいので、あとはお任せします」という状態だと思っています。それもそれで、ひとつの考え方なのかも知れません。しかし、「あとは任せます」となった以上は、自分の知らないところで決まっていくアレコレに対して、意見をいったり批判をしたりする権利はないような気がするのです。

　別に、そしてこれは選挙に限った話ではないですね。例えば、部活や勉強も同じなのではないでしょうか。あれこれ指示や課題を出されると、「わ～、大変だ!! そんなのできないよ!!」と思うのは誰でも一緒です。ただ、自分で何も行動を起こさずに、やるべきこともやらずに、ただ「あれはダメだ」「これは大変だ」と、できない理由ばかり探してしまうと、ずっとできないまま時間が流れていってしまいます。

まずは、うまくいかなくても、ちょっと大変でも、自分に与えられたことは全力で取り組んでみること――それが、何よりも大切なことだと、私はいつも感じています。そうすれば、きっとどこかで誰かが、ちゃんとみなさんのことを支えてくれるはずです。そして、秀英予備校が、みなさんにとって、そんな支えの場所であったらいいな――なんて思っています。

　そんなワケで、18歳になったら選挙に行きましょう!! そして、夏休みになったら、秀英の夏期講習に行きましょう(笑)。きっと、何かが変わるきっかけがつかめるはずです。

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