こんにちは！睦合校の根本です。

期限を迎える東京・大阪などへの「緊急事態宣言」も沖縄以外は解除されることが決まり、東京オリンピックも予定通り開かれそうですね。コロナ禍で迎える2度目の夏もすぐそこです。


さて、私は高校生まで名古屋で暮らしていたのですが、小中学生の頃の「夏休みの思い出」といえば、父の実家のある千葉県流山市への帰省です。お盆と正月は「千葉のおばあちゃんの家に行く」というのが恒例になっていました。

毎回父の運転する車での帰省で、早朝に名古屋を出発し、流山に着くのは早くてもお昼過ぎだったと思います。助手席が私の指定席で、サービスエリアでもらえる道路地図を手に、車窓からの景色を眺めながら、父と話をするのが楽しかったですね。

千葉への車旅は、今思えば、いろいろな知識、特に「社会科」の知識につながる貴重な体験でした。

最初に休憩するのは、たいてい浜名湖サービスエリアです。そこを過ぎると牧之原の茶畑、清水インターの先、由比から見える太平洋。名古屋からは富士山を見ることはできないので、富士山が見えると大興奮でした。神奈川に入るときの都夫良野トンネルは渋滞の名所でしたね。

当時は、厚木インターを過ぎると片側三車線になり、一気に東京・千葉が近くなった印象があります。

いつかは忘れてしまいましたが、千葉への行きか帰りに、静岡の登呂遺跡や三保の松原に寄った記憶が薄っすらとあります。

名古屋から流山と、地域は限定されますが、都道府県や市町村の位置関係や地域の名産品など学校で教わる前に知っていたものがいくつもあったような気がします。


教科書や参考書から得る知識はたくさんありますが、特に小中学生のうちは、自分の目で見て、耳で聞いて、体験することも大切なのだと思います。

自分の子どもたちにも同じような経験・体験をさせたくて、休日にはあちこち連れて行っています。レジャーというよりは社会見学も兼ねている感じです。数年前に行った群馬県の富岡製糸場は自分も一度行ってみたかった場所で、とても良かったですね。


ただ、気をつけたいのは、やはりこのときも「スマホ・ゲーム」ですね。いつだったか、神奈川から名古屋方面に家族で行ったとき、
車の中で娘はスマホに夢中、酔い止め薬を飲んで気が大きくなっている息子はゲームに夢中。静岡を通過中、「ほら、みんな茶畑が見えるよ！」と、運転席から私が声をかけても、「ふ～ん」とつれない返事だけ。しつこく声をかける私に、娘が「1回見たからもういいでしょ！」って。
親の心、子知らず。

コロナ禍で、これまでのようにはいかないかもしれませんが、十分感染防止の対策をとった上で、家族での小旅行、キャンプなどこの夏休みに計画してみるのもよいと思います。もちろん、そこに秀英の夏期講習の予定も入れておいてくださいね。

というわけで、夏期講習、絶賛受付中です！