石川は数理の先生なので、算数が好きです。
せっかくなので、算数の面白い・不思議なお話を書いておきますね。
①1+1=2 2+2=4 4+4=・・・を繰り返すと…?
自分が小学生のとき、
「1+1は?」「2!」「2+2は?」「4」「4+4は?」「8」
とドンドン足し算をする問題を友達からだされ、答えが言えなくなるまで問題を出されました。
この1+1=2を1回目、2+2=4を2回目として計算します。これを30回繰り返すと、1073741824というとっても大きな数字になってしまいます。最初は2とか4とか小さい数字なのに不思議ですね。
自分が小学生のときは15回目で暗算ができなくなり、断念しました。
皆さんはどのくらいまで行けそうですか?
②掛け算の不思議な特徴。
小学生の時、計算ドリルを解いていた石川はこんなことに気が付きました。
25×4=100で。
Ⅰ 25を全ての桁の数字を足すと2+5=7。4は1桁なので4のまま。
Ⅱ 一方、25×4の答え100も同じように桁の数を足すと1+0+0=1
Ⅲ 各桁を足し算すると式の左側は7×4 式の右側は1になる。
Ⅳ あれ?16×4=64もⅠとⅡのルールで計算すると式の左側は7×4 式の右側は1になる…。
予想
もしかして、式の左側の桁を全て足して7×4になる計算は
式の右側の桁をすべてたすと最終的に1になる?
確かめ
34×4=136、52×22=1144、43×13=559
この上3題をⅠ・Ⅱのルールで計算すると
34×4→(3+4)×4→7×4
136→1+3+6→10→1
52×22→(5+2)×(2+2)→7×4
1144→1+1+4+4→10→1
43×13→(4+3)×(1+3)→7×4
559→5+5+9→19→1+9→10→1
なんと、この他にも1111111×1111なども試してみましたが、予想通りのことになりました。
不思議に思い、小~中学生のときあれこれ考えていたのですが…。
最終的に納得がいったのは大学生の時でした。
このように、算数をはじめとした数字の世界には簡単なルールながら
不思議なことが起こることは確かにあります。
不思議な算数、見つかったらぜひ教えてくださいね。
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