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2021年07月04日
空耳アワー
毎度おなじみ流浪の番組…ではなく、秀英の下田です。
すいません、伝わりにくい入りでしたね。
今日は、高校3年生を対象としたZOOMでのリスニングの特別講座が行われましたね。
私の経験上、例外なく毎年「リスニングってどうやって勉強したらいいの?」と聞かれます。
そんな疑問を持つ皆さん、音声を「聞くだけ」になっていませんか?
少なくとも、スクリプトを見ていますか?(視覚情報を音声学習に使っていますか?)
何なら、そのスクリプトを読み上げていますか?(発話経験を音声学習に使っていますか?)
ちょっと極端な例ですが…
タモリ倶楽部という番組に空耳アワーというコーナーがあります。
(日本語に聞こえる英語の歌詞を面白い映像を付けて紹介するコーナーです。)
その中の有名作に、故Princeの bat dance という曲のネタがあります。
"don't stop dancin'"という歌詞が "農協牛乳"という字幕とともに流れるのですが、
どう聞いても「農協牛乳」にしか聞こえないのです。
興味のある方は検索してみてください。
これなのですが、実は「農協牛乳」って字幕のアリとナシとでは聞こえ方が違うのですよ。
(そもそも字幕なしだとなんて歌っているのか分からないですが…)
さらに言うと、マーティー フリードマン(英語ネイティブスピーカーで日本語も理解します)が他の曲のコメントで、
「字幕がついていたら、そう(日本語で)歌っているようにしか聞こえないよ」とコメントしていました。
要は、目で入ってくる情報って、聞き取りの強力な補助になっているのですね。
普段から英語に触れる機会が少ない私たちですので、せっかくリスニングのスクリプトがあるときは最大限にいかしましょう。
「耳で聞く」・「目で見る」・「声に出して読む」を使って、英語の息遣いを経験していきましょう。
夏期集中特訓では、実際の問題を使いながらリスニングトレーニングをします。
それまでにある程度土台を固めておいてねー。
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