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  • 対面授業 高校生

2020年03月12日
勉強嫌いのきみへ、勉強嫌いのぼくより

そもそも勉強という言葉は漢文由来で、「強」は「強いる」、「無理やりやらせる」。「勉」は「嫌なこと」の意味だっていうじゃないか。つまり、勉強ってのは「嫌なことを無理やりやらせること」。勉強なんてたのしいわけがない。好きなやつはマゾだよ。
 どんなことでもそうなんじゃないか? 大好きなゲームだって、「一日最低3時間はやろう!」「今日はどうして進まなかったの?」「ダメじゃないか、ちゃんとさぼらずやらなきゃ」なんて言われながら進めるのを考えてごらん。あー、憂鬱な気分になってきたね。

 やらされているって感覚は、不快なものだよ。最低限で済ませたくなる。誤魔化して、怒られなきゃいいやって気分になる。こうなると効率は上がらない。
山積みの通信教材が白紙のままで貯まっていく。そんな経験はないかい? ぼくはある。

強いられてやらされる勉強は負担だ。だから、発想を変えよう。好きになれる取り組み方を探すこと。

ぼくの場合、受験勉強自体をゲーム化した。志望校に向けて、自分のステータスを上げていくゲームをしていたわけだ。点数も目標も、全部数字で出たし、足りていない部分を補えば数値は上昇した。模試はボス戦みたいで、毎回わくわくしていた。思うようにいかないと心から悔しかったし、結果が出ると嬉しくてしかたなかった。勉強嫌いのぼくは「受験勉強ゲーム」は好きだったようで、楽しみだすと結果は付いてきた。

 取り組み方を変えると見え方が変わる。友達との競争でもいいし、好きな分野との関連付けでもいい。最初は漫画なんかで学ぶのもいいかもしれない。
 「やらされている」感覚さえなくなれば、意外と教科書に書いてあることは楽しかったりする。数学の問題はパズルみたいだし、歴史は意外とドラマチックだ。感じ方に個人差はあるだろうけどね。
 どんなかたちでも構わないから、自分で「やる」学習をはじめてみようじゃないか。

 ぼくも勉強嫌いだった。あらゆる押し付けられたものを憎んでいた。今を楽しく生きていければいいか、と思っていた。でも残念なことに、世の中ってのは勉強嫌いに不利にできている。今を楽しく生きて、終われればいいのだろうけれど、人生は終わらないんだ。勉強嫌いのままでは、きみは不利な人生を歩むことになる。きみの人生には、面倒ごとが押し付けられる。

 ぼくは高校時代の終わりまで、そんな当たり前のことに気付かなかった。(ほんとは気付いていたんだけれど、気づかなかったことにした。。。)このブログは昔のぼくに向けて書いている。それがきみたちの訳に立てばとても嬉しい。自分で選び給え、自分で学び給え、そうすると人生はきっと素敵になる。なるんじゃないかなあ、とぼくは思う。

秀英予備校 国語科 吉田 雄介

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