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2022年11月06日
「分かる」「できる」の違い
こんにちは。めっきり寒くなりましたね。
決断式を経て、高2生はもう受験生としてスタートをきりました。
この時期にいつも授業の最初のトークで話していることを書いてみます。
タイトルにある「分かる」「できる」の違い、これは高2と高3の勉強の違いと言っても、過言ではないと思います。
というのも、「分かる」とは端的には「知識」であり、「覚えた」という状態です。国語を例にとると、漢字や古典文法がそれにあたります。
そして、「できる」とは、この「知識」によって「点をとる」という段階に達することです。
ここには大きな開きがあります。ただ覚えるだけ、すなわち「分かる」の勉強では、入試は突破できません。
なぜなら、入試では見たことのない問題を解くわけなので。
見たことのある問題(例えば定期テストとか)では、何とかなるかもしれませんが。
さて、この違いが分かっていないとどうなるのか。
高3になってから「よし、単語やろう。文法覚えよう」では、遅いのです。
なぜなら「わかる」を「できる」に持っていくには、時間がかかるからです。
だから、高2のうちに「わかる」まで終わらせて、高3では「できる」の状態にするための勉強をしていきましょう。
秀英では秋は「わかる」、冬は「できる」をテーマにして
講習を行っていきます。
もちろん、「できる」の基礎は「わかる」にあるので、
秋から冬にかけての勉強が「セット」で大切になるわけです。
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