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2021年08月09日
秀英お悩み相談室② ~ケアレスミスが多くなる理由とは~
こんにちは、高倉です。
夏期講習も終盤戦!
札幌の気温もおちついてきたようで、
「勉強の秋」の足音も、そこはかとなく聞こえてきたような・・・
そんなところで、
夏期テキストの宿題チェックをしていると、
頑張り屋さんの秀英生(仮名:あやこさん)がお悩み相談です。
あ「わたし、前はそんなことなかったと思うんですけど、漢字のミスが目に付くようになってきて・・・問題をいっぱいやりすぎて、脳がパンクしているんですかね?わたしって、このままで大丈夫ですかね」
というので、あやこさんの以前の学校のノートを見てもらうと、
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結論から言うと、「前はそんなことなかったと思う」というのが
思い込みで、
黒板を書き写す・教科書を書き写す段階で、
まちがって書いて覚えてしまっていたのです。
そして、それにすら気づかないままだったのです。
つまり、あやこさんは、夏期講習での良質演習&大量演習によって
「書けていた漢字をミスするようになった」のではなく、
「漢字のミスをした答案に気づけるようになった」という
☆みごとな進化☆をとげていたのです。
授業で受けたことの「視点」が「見直し」作業に入ったことにより、自分のクセに自分で気づけるようになってきたんですね。
人間だから、高次元の複雑なことをしようとすれば、
必ずミスは起こります。
それを「最速でリカバリーできる」と、
そのミスは「もはやミスではなくなる」んですね。
ほかにも、秀英が推奨している
★ケアレスミスを減らすのコツ★をご紹介します。
☆宿題など、家庭学習でも解いたらすぐにまる付けをしている
☆字を「教科書の字体」にあわせて丁寧に書いている
☆問題文に線を引きながら解いている
☆自分がといた後の途中計算をできるだけ消さない
☆前にミスしたところを記録するノートと解き直しノートを一緒にするなど、今やっているものに「自分の傾向と対策」をちょい足しする。
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